短編1
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親友と石

親友と石

私と京子は生まれたころからの親友

どこでも一緒に行った

小さいころ私たちはよく石を並べて遊んでいた

今となれば何が楽しかったのか分からないけど

小学校も中学校も高校も大学までも一緒だった

30歳になったある日、私たちは2人で旅行に行くことにした

私たちはくねくねとした山道を走っていた

そこはいわゆる秘境だった

荒い道で運転する京子は普段は強そうだけど、その時はとても不安がっていた

突然、目の前に鹿が出てきた

京子は慌ててハンドルをきった

私たちは崖の下に落ちた

病院に運ばれたが、私たちは身体が動かなくなってしまった

それでも今も、私たちは並んで立っている

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