ある日俺は友人A、Bと共にどこかに旅行しに行かないかという話になった
その日のうちに予定はすべて決まった
そして当日AとB共に車に乗るまぁ行き先は温泉宿なんだがその日Aはそこの宿の予約を忘れていたのだ
なので俺達は「部屋が空いてたらいいな」ぐらいの気持ちで宿へ向かっていた
しばらく車を走らせているとこの先◯◯m ◯◯宿と書いた看板があったのでそちらに向かうことにした
そして着いた外観はネットで見た通りだった俺達は宿に入って
女将がいたので、女将に部屋は空いてますか?と訪ねる
すると女将は「申し訳ありませんが、今は空き部屋はありませんね」と一礼をしてきた
俺達は「じゃあ他をあたりますね」言いその宿から出ようとしたとき
女将が呼び止めてきた「すいません!あの部屋では無いんですけど...」と言い俺達は女将に付いていくことにした。
15分ほど山を登るとそこには一戸建ての家があった
すると女将は「こちらでしたら空いてますが?」と俺達に訪ねる
俺達はもちろん「ありがとうございます!それで宿泊費はどれくらいですかね?」と訪ねると
女将は一番初めに泊まろうとしていた宿の半分の値段を提示してきたので
俺達はなんか得した気分でいた
すると女将は「夜は出歩かないで下さい、それと何かあったらこちらの部屋にあるコールボダンを押して下さい」と言い残し山を降りていった
するとBが「何だよww格安で泊まれちまったww」と言った俺とAも「確かにww」と笑っていた
もうすぐ夜だし夕飯の支度でもしようかということになった
その日の夕飯はバーベキューだ外でいろいろ準備してバーベキューを堪能した
俺達は暇だし辺りを肝試ししようぜということになり森の中を進んで行った
特に肝試しでは何も起こらず
肝試しも終わった俺達はそろそろ帰ろうかということになり
先ほどの一戸建てに帰って行った
だがなにやら玄関の前に誰かがいる
そしてそれは明らかに女将じゃない
するとBはその男に「すいません、なにか用ですか?」と訪ねるが
男は口を開かないので
Bが「おい!」と言いながら腕を掴むと
Bは「うわっ!」と言ってその腕を離した
すると男は森の中に歩いて行ったBは「なんだかゼリーみたいに柔らかかった関節は無いなあれ」と言っていた
俺達は恐怖を覚えながらも床眠りに着いた
翌朝今日が最終日だ一泊二日の短い旅行だからだ俺達は旅行の風呂まで歩いて行った
そして風呂から帰って少し帰りの準備をしていると
Aが「なんだか暗くないか?」と言う
俺は何を言っているんだと思い外を見ると確かに暗い
午後三時とは思えないほど暗い
するとBが「なんか外で音しねぇか?」と言う
俺達は耳を澄まして聞いてみたが
確かに聞こえる
Bが確認しに行くするとBはその場で固まっていた
なぜなら地面から骨それもバラバラの足とか手とかが這い上がってくる
Bはそれを俺らに伝えると「どうすんだよ!やべぇよ!」と言うが
俺も今何をすればいいのか分からないのでどうしようもない
すると次はなにやら「ゴン!」という音と同時に家が揺れた
俺達は「なんだ!?」と思い窓から外を見た
それは明らかに人間の骨、それも色々なパーツの塊だったのだ
それがこの家に衝突しているのだ
すると次は窓を「ゴン!ゴン!」と叩く音が聴こえ
布団にくるまるA
俺は立ち尽くしていたするとBが女将に連絡しようとコールボタンを押したが
女将は出ないするとBは「終わった」と言い残し
2階へ上がっていった、俺はどうすることも出来なかった
「パリンッ」という音が聞こえ窓が割れた...
作者ジウデん
怖話の洗礼を受けにきました