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短編1
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悪夢の花火大会

久々に夫がやさしくなり、夏祭りの花火をドライブがてら、見に行こうといいだしました。ところは、昔住んでいた町で車で約1時間ぐらいの所です。夕方4時ごろ出かけてふ頭の近くのスーパ-で、時間調整をしていたら、ゆかたを着た人などで、夏祭りらしさを感じたりもしました。

夫は、帽子、Tシャツ、短パン、年も年でまるで、とっちゃん坊屋でした。ほどほどの夕方になり みな雑然と海のふ頭のほうに向かって夢遊病者のようにひたすら歩いていく人ばかりの中をついていきました。自分らは

花火が闇夜に打ち上げられるのをひたすら待ちました。

あまり、夫婦円満でないので、会話のない私らは花火を楽しむだけ楽しみましたが、突然のお小水にこまった私は花火が終わってもないのに一人でスーパ-に戻ってトイレをすまして来ましたが 気が付いたら人が帰り始めている状態でした。

主人がどこにいるかはわからなくて きずいたときには 人の流れには逆らえずひたすら歩きつずけただけです。

Concrete
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