芸能人が子供に先立たれるニュースから今頃になって、心縛る思い出話を・・
高校の猫好きな友人(実家が農家)が、飼い猫子供を産んだと話した事があった。
思わず、何匹?どんな仔?
詳細を尋ねるも要領を得ない。彼女自身見ていないし、毎年の事でさして興味もなさそうに、納屋だか縁の下だかでミャーミャー鳴いているのだか、そのうち居なくなるだろう、と。
消える?
いや、おそらく母猫が居なくなる隙に彼女の父親が、紙袋に詰めて、裏の川に放っている、と。
これには驚愕、そんな酷い事を毎年!
仔猫はもちろん可哀想だし、毎年、必死に我が子を探し回る飼い猫も不憫極まりない。
だが、彼女は当たり前のように、そんなに沢山飼えないし、仕方ないと会話は終わった。
卒業間近になって、彼女のたった一人の弟さんが事故で亡くなったと聞いた。
その後の進学で私は転居し、彼女は医療関係者に成ったはずだが、うん十年経過した現在、どうしているのか交流はない。
唯、ご存命であればご高齢の親御さんは、跡取りの子を亡くす悲哀に満ちた日々を過ごされたのではなかろうか。
猫は祟ると聞いた事がある。
作者五右衛門
怖くはないかもしれないが、長くモヤモヤしていた経験談(?)を。
因みに
因果応報と言うシステムは是非ともあらまほしきである。それを期待するとルサンチマンカウンターを下げる事ができる。理不尽な被害をこうむる弱者の救い。
あの独裁者にも相応の報いあれ。