私の学校の七不思議のニバンメ。

中編3
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私の学校の七不思議のニバンメ。

私の学校のちょっと変わった七不思議を体験した話です。

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ニバンメ 、 目張りのトイレ 。

この目張りのトイレでは、ある日女の子が自●したそうです。ですが、その女の子は虐められていて、●ぬ時には自分の●を持って怨んだ、と言う話です。

厄介なのはその怨みは強すぎてある子以外には怨みが飛び火してしまう、ということ。

そしていじめっ子にはその怨みは大きくなってより酷いことをしたいじめっ子は●ぬ場合もあるそうだ。

そして、ある子、というのは虐められている子らしい。

そう言う事件がつづき、学校はそのトイレを目張りし、厳重に『入ってはいけない所』として教えてきたそうです。

R『これがあの目張りされてるトイレの真相だって!』

Y『どこからんな情報仕入れてんの』

R『それはー、女のひ・み・つ♡』

私『うわぁ…』

R『ごめんって!引くなよっ!!』

Y『…w』

私『んで、行くの?』

R『当たり前っしょ?』

Y『当たり前ではないでしょ。』

私『そーいや、そろそろ幽霊のこと信じた?』

Y『…私にはあんたが言うなにかが見えなかった。それが真実。』

私『ふは…っ、変わりないねぇw』

多分漫画だったら『私が嘘ついてるっていうの?』とかそんな事言うんだろうけど私は漫画見たいな事は言わんのだ。

まぁ、知らんけど。

私『でも音は聞こえたんでしょ?』

Y『…結構小さくて、あんまり聞こえなかったんだよ。だから幻聴かもしれない。』

R『そろそろしんじろよーっ!!』

Y『知るかそんなの』

私『…っww』

Y『何笑ってんの』

私『今日もキレキレだねぇ…w』

Y『こんなのとコンビ組まされる私の身にもなれ』

R『それを目の前で言われる私にもなってくれね???』

私『いや草生えるww』

R『つむぎもコンビ組めばわかるよ。』

私『それだけは遠慮しとくわ。』

Y『んで、結局行くんだろ?』

Y『いついくんよ、』

そこからはめちゃくちゃ早かった。

こーゆーことになるとRは色々早いんだ。

頼むからそれを勉強にも活かしてくれ。

そして指定の時間に来るように、と私たちはその場を後にした。

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そして放課後、今日は夜とか、関係ないと言うことで普通に夕方集合。

私『え、この目張りとか、これ全部はがすの、??』

R『…たしかにこれはこたえるなぁ…、』

Y『…。』

Yは何故かさっきから黙っている。

提案しておきながら面倒くさがり屋の私達2人に呆れたのだろうか。

そう思った時、Yが言葉を発した。

Y『ね、アレ誰?』

私・R『え???』

私達はYの見ていた方を同時に見る。

人は…

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いた。

なんか、中学生くらいかな、

DQNっぽかった、

なんかバット持ってて、ニヤニヤしててやばい奴らっぽかった。

R『…や…流石にアレはやばいっしょ。』

私『……。』

Y『…アレを外すのも、アイツらもやばいし、帰ろ、』

そう、Yが言ったことで私たちは普通に公園で遊んだ。

翌日、学校へ班長になって2年生が歩くのが遅くてくたくたになった私が登校すると、人だかりができていた。

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…そして、そこはトイレが見える窓の位置だったのだ。

私は目を見開いた。

走って人だかりの方へ向かう。そしてランドセルを置き、みんなの間を通り、『窓が割れている』のを見た。

そして、少し見えた。

…見えてしまった。

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ジロリ、とこちらを睨んでくる少女を、

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それからニヤリと笑って、何処かへ飛んでいった少女を、

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私の勝手な予想、あの少女はあのDQN(仮)の元へ行ったのではないか、と思った

…窓ガラスを割ったのはあのDQNだと、私は確信できたからだ。

…何故なら、

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あの時、すでに少女に、

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『『魅入られていたのだから。』』

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@6
いえいえ、!
実家のトイレ…私こーゆートイレ好きです(?)
コメントありがとうございました!

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画像の使用ありがとうございます。
実家の団地のトイレを二週間ほど前に撮影いたしました。

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