中編3
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とんからとん的な何か

これまでほとんど、読み専門でサイトを利用していたのですが、ふと思い出した怪異があったので、投稿してみようと思います。

これは、私自身が体験したわけでは無く、私の叔母夫婦が体験した聞いたお話です。怖く無いと思います。(2回目の投稿ですので、文章の拙さにはご容赦ください)

皆様は、「とんからとん」をご存知でしょうか?

都市伝説的なものかと思うのですが、全身に包帯を巻き、日本刀を持った姿で、「トン、トン、トンカラ、トン」と歌いながら自転車に乗って現れるらしく、人に出会うといきなり「トンカラトンと言え」と言い、そのとおりにすれば去っていくが、言わないと刀で斬り殺されてしまい、トンカラトンに斬られた者は全身を包帯で巻かれ、トンカラトンにされてしまうと言う、子供心に何とも恐怖心をそそるものだった気がします。

これに関係するのか、分かりませんが、20年位前の話です。

(場所は九州地方の田舎になります。)

真夏のある日に、父方の妹の、叔母が家に来るなり、リビングで怖かったと言いながら、ある話をし始めました。叔母は葬儀屋を営んでおり、その日も知り合いの葬儀後に、山の上にある火葬場から、知人のおばさんを車に乗せ、自宅に送っていこうと、たわいもない話をしながら、山道を下って行ってた時の事です。

車を走らせていると、車の横の狭い道幅の所を、結構なスピードで走って行く自転車が見え、「うわ、危ないなぁ」と思いながら、運転していると、助手席に乗っていたおばさんが、黙りこんでしまいました。

どうしたんだろうと思いながらもしばらく走っていると、「はぁっ…怖かったぁ…」と言うのです。何が怖かったのかと思い、「何が怖かったの?」と問うと、「はぁ?!怖かったでしょ?!山道の途中で、出会った自転車に乗ってた奴!全身包帯ぐるぐる巻きだったじゃない!」と言われたと言うのです。

その時、叔母は、ちらっとしか見なかったし、普通の人かと思っていたそうですが、自転車で山の上の火葬場に向かっていたらしく、とても異様だったとのことで、気味悪く思っていたそうです。

そうすると、今度は、次の日の夕暮れ時の事です。その時は、叔母の旦那さんが葬儀を終え、火葬場から自宅に帰る途中に、山道を下っていた時、同じ、全身包帯ぐるぐる巻きの人が自転車に乗り、火葬場に向かっていたのを、実際に目撃したそうです。

その日の火葬はそれで終了のはず。火葬場に何をしにいったのかは分かりませんが、同じく異様な姿だったそうです。

聞いた瞬間、ゾクっとし、幼い頃にトラウマになりかけた、とんからとんを彷彿とさせる話でした。怪異なるものなのか、はたまた、ただの不審者なのかは、定かでは無いですが、ただ場所が場所。山の上にポツンとある火葬場で、怪異なる事もたびたび聞こえてくる場所です。

車に乗っていた事もあるのか、話かけられる事すら無かったものの、実際、徒歩などで出会っていたらどうなっていたのか。

そう考えると背中に冷たいものが走りました。火葬場はいろんな方の魂が集まる場所。そういう事もあって不思議では無いのかなと思ったお話でした。

ご静聴ありがとうございました。拙く、とりとめの無いお話ですみませんでした。

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@いも様
初めまして。ユカと申します。
この度は、怖ポチに加え、コメントまでいただき、誠にありがとうございます。確かに、何なのか説明がつかない、結論が出ないと言った話はとても、不可解で不気味でゾクっとさせられますね。
また、いも様の素晴らしい作品も拝見させていただきましたのに、コメント残さず、怖ポチだけで、申し訳ありませんでした。
また、拝見させていただきに、参ります。
よろしくお願い申し上げます。

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@aino様
コメントありがとうございます(^^)
いえいえ、お気になさらずに、大丈夫ですよ。
なかなか、創作も出来ずに、ほぼ聞いた話や身近な人が体験した話ばかりにはなってしまいますが、また何か仕入れたら、投稿してみよと思います。
お気遣いありがとうございました(^^)

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間違えてしまい、何度も怖ポチを押したり解除になったりと繰り返してしまいすみません!
またのお話も待ってます!!

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