私と友達Aの実体験です
時期は冬場
その日Aは私含めた
仲間達と仲間の一人の家に
集まりバカな事をして
盛り上がってました
楽しい時間が過ぎ行き
夜も更け私とAは次の日
仕事があったので
Aの車で共に
帰る事にしました
そのまま帰れば
良かったのですが
車内で話が盛り上がり
よく行く山中の駐車場に
車を停め話していました
他愛のない話を
していた時です
外から話し声が
聞こえて来ました
窓を締めていたので
話の内容は分かりませんが
少女の様な声でした
「こんな時間にこんな場所で子供…?」
Aと私は不審に思い
寒気がしました…
冬の深夜山中の駐車場…
車は私達以外ありません…
更に声と何者かの気配が
左右から車に近付いて来ます
この時車内なのに
会話が聞こえました…
声①「ほら…早くしないと行っちゃうよ…」
声②「うん…そうだね…早く行こう…」
Aも聞こえたらしく
表情が硬直していました
迫る気配に恐怖が
最高潮に達して
急いで車を発進させました
(偶然エンジン付けておいてほんと
良かったです)
駐車場を出て行く時
Aが短く悲鳴をあげました
バックミラーに白い服を着た
長髪と三つ編みの女の子が
映っており
こちらを睨みながら
迫って来ていたそうです
その後出来る限りの
スピードを上げながら
山を下りなんとか
逃げ切れましたが
一体あの少女達は
何だったのでしょうか…
後日談になりますが
体験した翌日Aが
車を見たらガラスや
ボンネットに小さな手形や足形が
たくさん付いていて
ドアノブには引っ掻いた跡が
あったそうです…
あの山には二度と
行きたくありません
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話