あれは私が中学生の頃です
その日 私以外の家族は近くの温泉へ
行くといって 夜中 私は家に1人でした
そろそろ風呂に入ろうと思い
二階から一階の居間にいきました
当然 家族は出掛けてるので
電気はついてませんでした
居間の電気をつけ
風呂に入る用意をしてると
逆に居間だけが明るいという状態が
私の恐怖心をあおりました
居間の横に仏間やおばあちゃんの部屋があるんですが
今明るいのは居間だけ
他の部屋は真っ暗
常に誰かに見られてるような感覚が襲ってきました
私は別に霊感があるわけでもないし
小さい頃に何か見た経験とかはありません
でもこのときは何かしらの気配を感じたのです
普通は冷蔵庫とかの振動を感じてもいいはずなのに
もう空気が凍っていました
一歩でも動いたら空気が壊れるような
でも このまま家族が待ってる方が怖かったので
早く用意をして風呂に逃げました
長い間 風呂にいて
そろそろあがって部屋に戻ろうと
思った時です
スッ… という音とともに
曇りガラスから見えてた
居間の電気が消えました
家族が帰って来てるなら
音はするはず…
私は何を思ったか
風呂をあがって居間に電気をつけに戻りました
なんか
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話