ある日あたしは部屋でテレビを見ていた
笑ったり
歌ったり
世間に迷惑なのは分かってる
でも
それをしたのには理由がある寒気がしたからだ
ダレカニ見られてるような
そんな気がした
ふと気になり
振り向くと
カーテンの隙間からのぞいてる
目が
しかも片目だ
しかも目だけだ
しばらく見つめ合い
あたしはテレビを見た
そしてまた振り向くと
何も居なかった
恐怖と照れるのとで少し複雑だった
でもあんまり怖くなかった
死んだ兄貴が見に来たのかも…
などと思って
母に言うと
鈴鳴ってないから違うよ
と言われた
今思い返せば
あたしの犬がカーテンに向かって吠えていた気がする
でも今思うと
ただの変態じゃ…とか思う
それ以来はカーテンに隙間は無くすようにしてます。
猫が一転集中したら
そこを棒で叩くようにしてます。
怖くなかった
とか思うかもしれません
でもあたしは怖かったです…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話