友人の男性が急に仕事に出てこなくなったので
心配して見に行ってみると、部屋の鍵開いていて、
中で友人がぼーっとした様子で座っていた。
様子がおかしいのでとにかく部屋からでるよう捉しても
「女が寂しがるからさぁ。」としか言わない。
女なんていないじゃないかと半ばキレていうと
「いるよ、ほら。」と友人が指差した。
指差した先は壁とタンスの1ミリほどの隙間。
そこには隙間ピッタリの薄い霊がいて、ニヤリと笑ったのが分かった。
俺はタンスの前に立ち、タンスを壁にドンと力いっぱい押した。
「グェ・・・」
次の日から友人は仕事に出てくるようになった。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話