と言っても友人の弟が体験した話しなのですが・・・
其の1
道を歩いていると少し前に人だかりがあったので
「何だ?」
と興味本意で近づいた瞬間
上からドサッと男性が落ちてき
まさに飛び降り自殺の瞬間に遭遇したそうです。
それから数日間、体調が優れないので
「もしかして」と思いお寺に行くと案の定
「後ろに血だらけで手足の骨がバラバラに曲がった男性が憑いてきてます」
と言われたそうです。
其の2
実家が自宅兼事務所になっていて
一階が事務所で二階が自宅と言う作りだそうです。
ある日深夜に帰宅し
一階の事務所玄関は鍵が閉まってる為
裏口から入り二階に通じる階段を登っていると
後ろで「カチッ」と言う音がしたので振り返ると
確かに閉めたはずの裏口の鍵が開いてたそうです。
(捕捉しておくと、ドアの鍵はどこにでもある縦だと開いている、横だと閉まっている仕組みの取っ手です)
おかしいなと思い降りてまた鍵を横に閉めて階段を登っていると
またもや「カチッ」と音がして鍵が開いてたそうです。
そのドアは半分がすりガラスになっているので
外に誰か立っていたら気づくはずだし
両親は上で就寝中でこんなイタズラをする性格ではない。
さすがに気味が悪くなったそうですが
このまま鍵を開けっ放しにしとくのも物騒なので
また階段を降り鍵を閉めたそうです。
そして今度はすぐには階段を上らずドアの取っ手を見ていると
横向きになって閉まっている鍵が
目の前でゆっくりと縦向きに動き出したそうです。
これにはビビッてしまい速攻で鍵を閉めて
今度は振り返らずに一目散に部屋に戻ったそうです。
その弟の話しを聞くと
自分には全く霊感がなくて良かったなと思ってしまいます。。。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話