これは私が今住んでいるマンションで経験した怖い話しです。
ある日私はひとりで家の留守番をしていました。
二時間立つとドアが
キ~…と開く音が聞こえました。
あ、帰ってきた
せっかくゆっくりしたかったのに…
お母さんうるさいし。
とブヅブツ言うと一階から『真理子~』
〔実名〕って呼ぶ声がした。
『何~?!』
と切れ気味で答えると何も帰ってこない。
その時、私は映画を観ていたから一階に行く気はまったくなかった。
するとまた『真理子~』
『いま忙しいからあとでしてょ!』
『真理子~』
『あ~もわかったから(怒)』
と部屋のドアを開けて下に行こうとした時…
『ただいま~』
…?
『あれいま外に出たっけ?』
『はい?何言ってるの~?可笑しいこやな~。今買い物から帰ってきたばっかりょ?』
…
私は全身に寒気が走ったのも言うまでもなぃ。
もし私があの声に呼び出されて着いて行ったら今のあたしはいないかもしれない…。
怖い話投稿:ホラーテラー JAVEさん
作者怖話