森川公園の書き込みがあったので、違うパターンで聞いた話を書き込んでみました。長いのでお暇な方お付き合いください。
カップルがユタの修行場にほど近い森川公園に、深夜、肝試しに行った。
公園を進んでいくと
彼がトイレに行きたいたいから、そこら辺の茂みでして来ると言い出した。
その時、彼は持っていた自分のヘッドホンに音楽を流し、「怖いならこのヘッドホンを着けて」と彼女を残して行ってしまった。
彼女はヘッドホンを耳にあてしばらく待っていた。5分位するとガサッガサッとヘッドホンに雑音が入る。聞いている音楽が途切れる中、聞き覚えのある声が。
「に・げ・・ろに・げ・ろ」「逃げろ」
最後に
怒鳴るような声で。
「逃げろ!」
その声は彼であった。
彼女はわき目もふらずに一目散に駆け出した。入り口まであと少しと迫った時、パトカーの灯りが見えた。そこまで息を切らせながら走る、するとユタらしい人が彼女を背に隠し何かしたらしい。一安心し、ユタにこれまでの話をすると、「彼はすでに死んでいる。あなたを守ったんだよ。実はあなたが逃げて来た時、大きなカマを持った黒装束の女が追いかけてきていた。」と話したそう。翌日彼は心臓発作で発見された。
以上が私が聞いた話です。森川公園は、深夜に入るとパトカーとユタを呼ばれるとも聞きました。看板も前者が述べたように存在するようです。実際はどうなんでしょう。私には確かめる勇気がありません。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話