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短編2
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手紙3

僕『さっきのも何か関係があるのかなぁ...』

『まっさかぁ〜!』

その日は、そこまで深く考えず、酒を飲み、そしていつの間にか寝てしまいました。

翌朝、いつものようにオーディオのタイマーで目が覚めました。そこで必ず流れるのは、ビートルズの”two of us”。

僕自身もその曲で目覚めるのが好きでしたし、もう何度も聴いている曲です。

3人とも、ぼーっとしながらも曲に耳を傾けていました...

(あれ?何か違う...)

僕『ねぇ、この曲、笑い声入ってたっけ?』

『何言ってんの、入ってないよ』

僕『え...でも確かに、ふふふって』

巻き戻して聞いてみました。何回も。

でも笑い声なんか入ってませんでした...

こんな時だから、過敏になっていたのかもしれません...

少しして3人でまったりと談笑していました。

もう、お昼になりかけた時、いきなり玄関の扉を勢いよく、誰かが開けようとするのです...

ガンッ ガンッ

普段は誰かしらいるのであまり鍵をかけません。

でも、たまたまその時はもう1人の友達が内鍵をかけていたのです...

すぐさま、ひろしが扉を開けましたが、人っ子一人いません。

チャイムも鳴らさないで扉を開けようとするなんて...

その時は、みんな隣人が怒鳴りに来たのではないかと思っていたのですが...でも、今だから確信できるのです...着実に”彼”が近づいて来ていたのを...

怖い話投稿:ホラーテラー 秀さん  

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