よし子さんという女性がいました。
よし子さんは近々、たけしという男性と結婚することになり、実家で引っ越しの片付けをしていました。
押し入れを開けると、大きな段ボールがありました。
段ボールの中にはよし子さんが小さい時に遊んだ玩具などが沢山出てきました。
懐かしく思ったよし子さんは段ボールの中に入っていた一冊のお絵かき帳を見つけました。
昔書いた自分の絵がとても可愛らしく、よし子さんは微笑ましくなりました。
そして、途中から白紙だったのでここで終わりかぁ…とお絵かき帳を閉じようとした時、一番最後のページにこう書いてありました。
『たけしはだめ』
怖い話投稿:ホラーテラー 名無しさん
作者怖話