友達の話。
友達に彼女ができて、最近エロ本をしまってあるタンスの中をみせろと言われてるらしい。
40冊以上たまって紙袋からあふれていて
明日彼女くるのにどうしよう
と思った時、近所の山の中の細い道に放置してある廃車を
思い出したそうだ。
その廃車の中にはすごい量のエロ本が座席においてあって
よく奴は1人で行ってたらしい。
コンビニのバイトがおわり、原付で本を運んで
夜中に捨てに行った。
途中は田舎だから全く明かりがなく不安だったが
明日、エロ本が見つかる方がいやだったから
気にしないようにしていたらしい。
廃車をみつけて
窓からエロ本を投げ入れようとしたとき、車の座席に
細い腕が本の隙間から立ってたらしい。
奴は
マネキンだと言い聞かせ
そのまま本を捨て
原付で逃げた。
でも怖くて後ろを向いた時
細い腕が、
フロントガラスに張り付いて
ワイパーみたいに左右すごいスピードで動いてたらしい。
後日2人でその廃車を見に行ったが
エロ本は山のようになっていたが
腕なんかなかった。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話