誤字、脱字、不明な点ありましたらごめんなさい
ある日
俺は瑠璃に呼び出された
そこには瑠璃と瑠璃の友達がいた
瑠璃は友達に呼び出されたらしい
ナカヤン「やっぱ瑠璃ちゃん可愛いよな」
あ!コイツは俺の友達ナカヤン
瑠璃目当てでついて来た
俺「瑠璃、どうしたんだ?」
瑠璃「ちょっと待って」
瑠璃「ヨウコ、話って何?」
ヨウコ「この噂知ってる?」
ヨウコ「○○公園に出る悪霊」
ナカヤン「あっ俺知ってるよ。目撃者結構いるみたいだよ」
ヨウコ「その公園、私の帰り道にあるのよ…それで見ちゃったの…私怖い」
ヨウコは急に震え出した
ヨウコ「瑠璃…助けて…」
瑠璃「大丈夫よ」
瑠璃「先輩!今日からね」
俺「そうきたか」
ナカヤン「俺、パス」
ナカヤン、ビビってるな
俺もだけど
俺達は夜集合ていうことで解散した
ん!何で俺呼び出されたんだ?
瑠璃はヨウコの話す事分かってたのか
なんて思いながら一旦自宅へ帰った
その夜
公園に集まったが
何もなかった
次の日も集まるみたいだ
夜
集まったのは俺と瑠璃だけ
俺「何もないって」
瑠璃「感じるのよ」
俺「え?」
その時だった
「ギャー」
男の悲鳴が公園に鳴り響く
悲鳴がした方向へ行くと
俺「ナカヤン?何でこんな所に」
ナカヤン「また集まるって言うから瑠璃ちゃんを守りに」
ナカヤン「それより…あれ」
指を指した方向には
顔に大きな火傷の跡
目が白目
包丁を持った
得体の知れないものがいた
俺「あ、悪霊!」
瑠璃「人間よ」
瑠璃「正確には悪霊にとりつかれた男の人ね」
ヤバい!こっちへ来た
「俺の顔が憎いか」
「俺は化け物じゃない」
悪霊が叫んでいる
瑠璃「下がって」
瑠璃は太ももに隠していた小さな木刀を取り出した
木刀には読めない字が書いてある
俺「そんなんで大丈夫かよ」
悪霊が瑠璃に襲いかかる
しかし
瑠璃には当たらない
スカートがひらりひらりと舞う踊っているようだ
そのくらい美しく避けていた
悪霊が大きく包丁振りかぶって振り下ろしてきた
次の瞬間!
瑠璃は包丁をかわし悪霊の左肩に木刀を叩きつけた
瑠璃「ハッ!」
悪霊は崩れ落ちていく
様子から正気に戻ったようだ
瑠璃「どうしたの?」
瑠璃は優しく語りかけた
男「みんな俺の顔を恐れていた」
「化け物、悪霊だって」
「周りの人間が憎かった」
「そしたら声がして…そんなに憎いかって」
それから記憶が無い…
瑠璃は男の肩に触れた
瑠璃「その火傷の跡、火事で小さい子を助けた時負った傷でしょ」
男「どうしてそれを…」
瑠璃「小さい命を救った勇気の証でしょ」
瑠璃「胸を張って前を向いて生きなさい」
男は涙を流していた
瑠璃「帰るわよ」
俺「お、おう」
俺「怖くなかったか?」
瑠璃「先輩がいたから…」
俺「え?小声で聞こえなかった」
俺「何?」
瑠璃「別に…」
ナカヤン「お〜い置いて行かないで」
ナカヤン「腰が抜けた」
終わり
登場人物
不思議少女瑠璃
参照
怖い話投稿:ホラーテラー イマココニイルヨさん
作者怖話