都市伝説です。
1996年・10月
福井県のある村に、空から、魚が大量に降ってきた。
目撃した人の話によると、
「空から、まるで雨のように、魚が降ってきたんだ…
ボトボトと俺の田んぼに…
30匹か40匹くらいは降ってきたなあ…」
同じ年の、12月
アメリカ・フロリダ州のトウモロコシ畑に、空からブタが降ってきたと言う情報が寄せられた。
マスコミは、こぞって面白おかしく、このニュースを取り上げる。
空からあり得ない物が降ってくる、この怪奇現象に様々な憶測が飛び交った。
この事件に終止符が打たれたのは、気象庁による科学的根拠に基づいた説明であった。
それは、竜巻又は、上昇気流に、魚やブタが巻き上げられ、空から降ってきたのだと言う…。なんとも納得が行かない結末であった。
…が、実際はそうではなかった…
福井県の村に降ってきた魚も、フロリダ州に降ってきたブタも、実は、ある研究機関に集められていた…
それは、アメリカにある宇宙情報局、
通称・NASAであった。
NASAで行われたのは、魚・ブタの検視解剖であった。
解剖の結果、魚・ブタの体内から、地球上には存在しない寄生虫が発見された…
その寄生虫は、生物の脳髄に寄生し、生物の思考・動作を麻痺させる力があることが、研究の結果、明らかになった。
しかも、寄生虫に、ある電波信号を送ると、寄生された生物を操ることが出来る事が、マウスを使った臨床実験で確認されたのだ…
NASAは、空から降ってきた、魚・ブタを、地球外生物が何らかの目的で行った行為と断定した。
なんの目的で?
それは、今も謎である…
ただ、地球外生物は、空から魚・ブタをばらまけば、それを人間が食べるとおもったんじゃないだろうか?
そして、誰でもいいから人間を操り、何かを探りたかったのではないだろうか?
そんな意見も多いらしい…
これは都市伝説です。信じるか、信じないかは……
あざ……
あなた次第!
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話