これは、大学3年生の時の話。
夜中に仲間5人である滝へ肝試しに行こうと言うことになった。
そこは、とても有名な滝で、よく自殺をする人や、幽霊がでると有名な滝である。
仲間5人でその場所に行くと、1台の車が停まっていた。中を覗くが誰もいない。
滝の方にみんなで行ってみると、夫婦みたいな感じの男女と3歳にもならないぐらいの赤ちゃんがいた。
赤ちゃんは異常なぐらいに泣き喚いている。その夫婦もなんとも言えないオーラがでている。
その異様な光景に寒気がした。
私たちはとりあえず、車へ戻ることにした。
車のなかで、「あいつら何をしょうとしてたんだ。こんな夜中に、まさか赤ちゃんを捨てにきたんじゃないよな。
んなわけ、ねぇーだろ。
でも、ありえるって!
どーする?警察に連絡するか?」
などと、話をしていると、その夫婦が車へ戻ってきた。
男が赤ちゃんを抱っこして、女は、半べそ状態で戻ってきた。
そして、車へ乗り込みエンジンをかけたが、なかなか出発しない。
すると男と女が運転を替わりだした。女は青白い顔をしていて、疲れてるような気がした。
そしてみんなでその車について行き、もう大丈夫だと思い抜こうと横に並んだとき、後ろの席で、さっきまで、ぐったりしてた赤ちゃんが、狂ったように暴れていた。
異常なぐらいに・・・。
あれは、なんだったんだろう。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話