初めて投稿します。
怖くはないですが。。
何年か前に、他サイトにも投稿しましたが、掲載されたかどうかは分かりません。
小学生の頃の話。実話です。
いつも通り学校から帰宅し、玄関を開けました。
「ただいま」
というと、
「おかえり」
と返ってきました。
まぁ当たり前ですよね。
ただ、
「おかえり」と言ってきたのが母だけではなく、叔母のYさんの声も聞こえました。
茶の間に入ると母一人。
「あれっ?Yさんは?」
「え?Yさんなんか来てないよ?」
「だって今Yさんもおかえりって言った気がしたんだけど…」
Yさんは来ていませんでした。
でもその後、母の話を聞いて納得しました。
僕が生まれた頃にはもう亡くなっていた祖母がいて、Yさんがその祖母にウリフタツと言っていいほど似ているらしいのです。
当時、家庭内で色々とあり、僕は子供ながらに不安な気持ちで生活をしていたので、きっと心配して見に来てくれたのでしょう。
僕はその日、仏壇に手を合わせて「ありがとう、これからも見守っててね」と言いました。
おしまい。。
怖い話投稿:ホラーテラー rushさん
作者怖話