朝起きて、立とうと思ったが、何故か足に力が入らず立てなかった。
仕方なく這って移動する。
(なに??)
柵に囲まれてる!!!
檻の中に閉じ込められたんだ!いつの間に??
俺は頭を抱え込んだ。
(うわ!!!)
頭の毛がない!!
禿げたんだ!いつの間に??
上を見上げると空間が開けていた。
(檻じゃなかったんだ!助かった!!)
俺は懸命に柵をよじ登った。
妙に手足に力が入らない!
(クスリでも打たれたのか!)
(いつの間に??)
ようやく上にたどり着き、右足を柵に掛けた。
(うわ!やばい!!)
柵の外に落ちるー!!
「喝!!!」
「どうしたの?あなた!!」
「危ない所だった!僕としょこたんの大切な赤ちゃんが、変な奴に憑依されとった!!」
怖い話投稿:ホラーテラー 何とかもどきさん
作者怖話