小学校の時、幼稚園の時から仲がよかったちーちゃんという子がいじめっ子に目をつけられて3年生の時からいじめられ始めました。
ちーちゃんはおっとりとしていて何をされても我慢して笑っていました。
いじめの主犯はメグミちゃん。
いっつも手下をつれてて先生の前ではいい子ブリッ子。そんな嫌な奴でした。
私はいじめを止めたかった。だけどちーちゃんはいいよって言うから何もできなかった。所詮口だけしか言えなかった。
小学5年生の終業式が終わって教室に戻ると。ちーちゃんがいなかった。今日は来てたよなーなんて首を傾げていたら。
「先生!!××さんが死んでる!!」
って窓辺の席の男子が下の花壇を指差して言った。
先生達が慌てて出ていき、クラス中がパニック。ただメグミちゃんたちだけは違った。
「いいきみよねー」
「あぁーあ~死んじゃった」
「次は誰いじめる?」
とちーちゃんが死んだのに酷い言いぐさでした。
私はぐっと涙をこらえメグミちゃん達を睨みました。
優しくて私の親友だったちーちゃん。かわいそうに…。
結局、ちーちゃんはただの自殺として処理され、いじめなどはなかったという学校側の仕打ちにも私は唇を噛み悔し泣きをしました。
私はちーちゃんの代わりにメグミちゃん達に仕返ししてやろうと思いました。
きっとちーちゃんも喜んでくれるに違いないと。
怖い話投稿:ホラーテラー 傍観者さん
作者怖話