久しぶりの投稿です。
前に入れ墨について投稿したんですが、説明が長くなるので入れ墨については省略させてもらいますm(__)m
私には二つと六つ離れた弟が居ます。
六つ離れた弟がしでかした話です。
私達、姉弟はとても仲が良くいつも家で三人で遊んでいました。
親父は仕事で夕方まで
帰ってきません。家に
居るのはじいちゃんと
ばあちゃんですが、
畑に行ったりたんぼに
行ったりと、基本家には
じいちゃんかばあちゃん、
どちらかが家に居て
夕方は30分程隣の畑に
二人で水をやりに行く以外は
子供だけになることは
ありませんでした。
この日の出来事は今でもよく覚えています。
私が小学校から帰ってくると、弟が一人で積木をして遊んでいました。
カバンをいつもの場所に置きながら、
『たくちゃん?まーくんどこ行ったん?』
と、聞くと弟は、
『たくちゃんな!なんかなー
一緒に遊んでたらきゅうに
はーい!てゆうてな!
僕がおしっこ?て聞いたら
ばぁ(おばあちゃん)の部屋行くってゆうたから知らん!』
小学生ながらやばい。
と思い積木で遊んでる弟を
仏壇の部屋の押し入れに
押し込んだのを覚えてます。
そして親父から貰った(親父が作る数珠は、産まれた日、時間など、いろいろと法則?に基づいてその人だけにあった物を作っていた)数珠を、口に押し込んで部屋に向かいました。
なぜ、口に押し込んだかは咄嗟の判断だったのでわかりません。笑
部屋のガラス戸をあけると
線香の匂いがひどかった。
匂いを感じる前に、胸の
入れ墨がズキッ!としたのを
はっきり覚えています。
かすかにハ‥ハ‥と、
弟の息苦しそうなのが
聞こえました。
しかし見渡しても姿は
ありません‥
私は涙を拭いながら
よくよく見渡しました。
‥‥‥!
三面鏡がおかしい。
普通三面鏡って閉じてたら
平になってますよね?(:_)
それが三角形になってたんです‥
・・・・・↓後ろ側
左側の鏡→▽←右側の鏡
こんな感じで真ん中に
小さなスペースが出来てる感じです。
まさにこの中に弟が苦しみながら汗だくで居たんです。目は座って口からは大量の涎。
私は泣きながら弟を抱え
仏壇の部屋に入り、
押し入れに押し込んだ弟を
引っ張りだして
『今からじいちゃん呼んでくるから!絶対守れ!絶対離したらあかん!あんたは強い!大丈夫!』
と弟に言って家のすぐ隣の畑に泣き叫びながらじいちゃんとばあちゃんを呼びに行きました。
私が
『まーくんが!まーくんが!』
と叫んでいたんでじいちゃんは慌てて
家の中に駆け込んでいきました。
ばあちゃんは震える私の背中をさすってくれてました。
それからすぐ親父と
おかんが帰ってきました。
じいちゃんとばあちゃんは
泣いてました。
自分が目を離したから
まーくんが苦しい思いを‥
と。
でも親父は
『いや。まーくんは苦しいけど死にわせん、花がよおやってくれた。怖かったな花‥でももう大丈夫や。あとはワシでなんとかなるわ。でも入れ墨ん所が膿んできとる。二、三日仕事休むわ。お前らも家に居るんやぞ』
この日の日付がかわるまでに親父は、自分の兄貴と弟を呼び、ばあちゃんの三面鏡を払い、燃やしたそうです。(私は疲れ果て、寝てたので見てません)
それからすぐ弟は良くなり、膿んでいたのも綺麗に治りました。
親父が言うには、あの三面鏡が悪いんじゃなく、弟はきっと何かに呼ばれ(親父が探ったが何かわからず)三面鏡の中に入った。
鏡は波長が合えば繋がってしまい、凶器になるそうで、きっと三面鏡のあのスペースに入れる小柄な弟を選んだんだと。
『とにかくもうお前達は大丈夫。金輪際この話は聞くな、調べるなよ?知ってるのと知らんのは全然ちゃうさかいに。苦しみ死にたいなら教えてやる』
と親父は笑いながら言ってました。
正直、何が大丈夫なんやと思いますが。笑
現在、皆元気で(こうゆう体験ばっかですが笑)過ごしてるので本当に嬉しい限りですm(__)m
下手くそな投稿を読んでくださりありがとうございましたm(__)m
誤字脱字、勘弁してくださいm(__)m
怖い話投稿:ホラーテラー 花さん
作者怖話