※幽霊は出てきません。スルー候補作品です。
最近、ネタ系や映像紹介ばかりでしたので・・・・・・最近漫画からの映画化された作品を祝して「ざわざわ」系の怖かった話(私、個人の見解)を投稿させて頂きますm(__)m
アナタは病気や事故などで、臨死体験をした事がありますか?【走馬灯】を視たことはありますか?
【走馬灯】
本来の意味は回り灯籠の名称。しかし近年は、人が死に際に体験する、一生の記憶を瞬間的にリピートする現象の表情とされる。
「己が死を実感した時、すべてがスローモーションになり走馬灯の様に人生を振り返る。【生】とは何かを悟る為の時間。」(臨死体験者の証言より)
走馬灯。私は見たことはありません。しかし、友人が目の前で倒れ、臨死体験をした時に「見た。」と言ったのです。
それでは本編を・・・・
【走馬灯】
高校一年生の秋。私は当時部活に入っていました。入学から半年が経ち、友人も増え先輩とも仲良くなり始めた頃でした。
私の高校では、部室は基本的に三年生が使い、一年生は必然的に外で着替えをしていました。(体育会系だったので)
ある日の部活終了後。いつもの様に片付けが終わったに外で着替えをしていると、ある先輩が声を掛けてきました。
「おもしろい事するから、すぐに帰らない奴は部室に来てね!」
残った一年生は8人でした。8人で部室へ行くと、部室にいる先輩達に半分ずつのグループに分けられました。
私はA君を含む第一グループでした。第二グループの4人は一度部室から外に出されました。
6人程いた先輩が話し合いをして、まずはA君からおもしろい体験をする事になりました。一人の先輩がA君に指示を出します。
A君は先輩の指示に従い、行動を起こします。すべての行動を終了した時、A君に突如異変が・・・・・・
急に体の力が抜けて地面に倒れる。
呼び掛けても返事をしない。
あわてた先輩がA君を何度もビンタするも反応しない。
部室内の一同に緊張が走るも、一人の先輩が動いた。
A君の上半身を起こし、後方から背中に膝を当てる。A君の両肩を掴み、力を入れて一気にA君の背筋を強制的に張る・・・
ゆっくりと目をあけたA君だが、焦点か定まっておらず虚ろ。A君を起こした先輩がビンタする。
正気に戻ったA君の第一声は、
『生きてる?』
A君が落ち着いた所で、指示をしていた先輩は
「ごめんな、こんなつもりじゃ無かった。大丈夫か?」
と謝罪した。先輩曰く、軽く失神させるつもりだったらしい。普通は声を掛けたり、ビンタした時点で意識が回復する予定だったのだが・・・・・・A君の様子はいつもと違ったらしい。
申し訳なさそうに謝罪する先輩にA君は
『大丈夫ですよ。ただ意識がなくなる時は死にそうでしたよ。もう勘弁して下さい。』と言った。
みんなでA君にどんな感じだったか?と尋ねる。A君は
『まず親の顔が浮かんで、その後に昔から今までの記憶を思い出しました。スライドショーの様に思い出の場面が次々に切り替わって。最後は全部真っ白になりました。』と。
A君が気が付いた時には、みんなの心配そうな顔が見えたので、自分は死んでしまった・・・と勘違いしたらしい。
幸いにもA君は助かった。【生】に対する「悟り」を開けなかった事が、彼を生かしたのだろうか?
先輩達は一年生を一人ずつ失神させるつもりだったらしいが、勿論中止になった。
私は友人の不思議な体験に背筋を凍らせた。
ここまで読んで頂きありがとう御座いましたm(__)m
しかし、アナタには疑問が残っているはず・・・・・・・・・
先輩が指示したA君の行動について・・・
以下に【走馬灯を視る方法】を記載します。但し、真似したりする恐れがありますので、一部情報や行動を割愛させて頂きます。
あくまでも行動の説明です。決して検証を促す訳では御座いませんので、ご理解の程よろしくお願い致します。
※危険ですので、絶対に真似しないて下さい。
【走馬灯を視る方法】
1、大きく深呼吸をしながら、ゆっくり「立つ」と「しゃがむ」を交互に○回繰り返す。(以降、呼吸を止め続ける。)
2、右手を心臓の位置にあて、頭を○肩側に傾ける。
3、目を閉じて、ひたすら○○回りに体を回転させる。
4、仕上げ
※3までの手順で失神する可能性は十分にあります。○にあてはまる数字やキーワードを予測して、行う事に私は責任をとれないので、自己責任でお願いします。
私の警告に反し検証される方は、人体の知識に詳しい人(蘇生方法を行える人)の監視下で検証して下さい。しつこく書かせて頂きますが、『絶対に一人で検証しないで下さい!!私に責任はとれません!!』
ここまで暇人の体験談を御覧頂き、ありがとう御座いましたm(__)m
本編のタイトル【双魔刀】に期待した方がいらっしゃいましたら、申し訳御座いませんでしたm(__)m
【走馬灯】と【双魔刀】の読み方を掛けた下らない言葉遊びを、アナタの寛大な心で許して頂けると幸いですm(__)m
最後に・・・・・・コメ欄にて批判や指摘など様々な意見で「ざわざわ」して頂けると、今後の投稿スタイルに改善や要望を取り入れる事が出来ますので、お暇でしたら、ボランティア感覚でご協力をよろしくお願い致します。
END
怖い話投稿:ホラーテラー ピリリィさん
作者怖話