怖くないけど驚いた話。
この間の祝日に父親と姉と3人で新しくできたアウトレットみたいな大きな店に行った。
入口のあたりに真っ黒な布を被った性別はわからない人らしき物体が多分(人だとしたら)orzみたいな姿勢でそこにいた。
俺かなり馬鹿だから体調悪いのかな?って思ってその人らしきものの後方から近付こうとしたら父と姉に止められた。
だから関わっちゃっいけない人なのかな?って思い直しよく考えたらその人がどんなに変かやっとわかって少し右隣を通過しようとした。
そしたら俺がまさしく右隣に差し掛かった時その人俺に向かって布の中から手を伸ばして来たんよ。
びびって少し飛び退くくらいその人は手を俺に向かってしっかり伸ばしてた。
その手はこれまた真っ黒なレースらしき手袋で包まれていた。
初め中身が人かもわからなかったのは真っ黒だったからで黒い布が厚いからそうみえたと思ったがどうやら中も黒い服や帽子を被っていて実は布は薄いらしい。
その人は俺らが通り過ぎてもその手を伸ばし続けていた。
手を伸ばして来る前後ずっと気になっていた俺は失礼だがその人を凝視してたんだよ。
布が薄かったってことはあの人は俺が見えていたのかな?
怖い話投稿:ホラーテラー のののさん
作者怖話