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中編3
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洋館

洋館がある。誰も知らない場所に誰にも邪魔されないばしょで、、、

「なあここら辺に古い建物ってあったっけ?」

「あるわけないだろ なにいってんだよ」

洋介がシャツをパタパタと自分の体に風を送り込むために使っている。

「だよな、じゃああれはいったい何だったんだろう」

「・・・なんかあったの?」

洋介の家が近い 早めに用件を言おう

「・・・・川につりに行こうと思って山登ったんだ。 ほらよくつれるってうわさの・・・」

「ああフィッシュランドだろ」

 

フィッシュランド僕たちの間で大人気のお勧め穴場だ 今でも安易な名前だと思う。

「そう。 そこでさ見たんだ・・古い建物   洋館?とにかく日本の建造物ではない。建物を。

で、ここから本番、

ほら最近死んだ俺んちの向かいのおじいさん・・

山田だ、そうそうやまだだ、山田さんが出入りしていたんだ。」

洋介はというと、・・聞いてない

「おい、ほんとなんだって、  信じて。」

「ふーん お前がそこまで粘るなんてめずらしいな   来週ひま?」

「ん? ああ、ひまだけど?  なんで?

「・・・・行こうぜ、そこに。」

「ええ! 行ってもいいけど2人だけじゃちょっと・・」

「吉田も誘おう これでいいだろ?」

「さあていこう、おい青山いこうぜ さっさとしないと日が暮れちまう。」

「あ・・・ああ。」

「おいいまさら行かないなんて言わせネぇよ」

はっきし言うと、僕はあまり行きたくない。

だけど・・このままいかなっかたら、ガセどのなんだのと、言われるに違いない。

ここはいっちょ腹をくくるか。

気合を入れるためにぼくは自分のほほをひっぱたいた。

ジンジンする。

「おや覚悟は決まったかい?   それじゃあいこうか」

そうして僕たち三人

(僕、洋介、吉田)で向かった。

「ここだよ」僕は声を潜めながら言った」

「嘘じゃ・・・なかったんだ・・・」

洋介もかなりビビッテている。

無理もないまだ太陽ががんばっているのに、どこかあたりは暗い。

「も・・もう帰ろうぜ」

口数の少ない吉田も落ち着きがない。

「い・・・いや、ここはいっちょ中に入ろう。」

洋介がいった。

はああ・・やっぱりそうゆうぱたーんなのか。

みんなの不満を感じ取ったのか、言い訳じみてこんなことを言っている。」

「だってさ・・よおく考えろよ、死んだはずの人間が出入りすんだろ?

確かめなくてどうする?」

確かに・・・その点はずっと気になっていた。

死体が歩く・・・んな馬鹿な  ありえない・・・だけどいくら考えても仕方ない。

本日2度目の腹くくりするか 

暗い・・・

「い・・今何時?」

洋介の声が震えている。

「ええと・・・4時半だ」

今僕たちは洋館の中にいる。2人で。

怖さのあまり吉田は逃げるようにかえって言った。

明日学校で馬鹿にしてやりう・・・・・無事に帰れたら

「ほんとに死体が出入りしていたのかよ  その代わりには誰も出入りした後がないぞ」

確かに。

埃もちゃんと床に均等に積もっている もちろん足跡なんかもない。

どうゆうことなのだろう?

「とりあえず各部屋を探してみよう。」

広い吹き向けの両端に階段があり、吹き向けの真正面には1つの扉がある。

「よし、前の扉から調べよう  青山絶対ライトなくすなよ」

もうあたりは暗い、外にいれば明るいのだろうけど、中は異常だ

ギィィィ。 扉がいやな音を立てて開く。

「食堂・・なのか?」

大きな長テーブルが真ん中に1つあるだけだ。

テーブルのうえには、食器が置いてある。

それも結構な数だ。

「おーいなんかあるか?」

怖いのでこんなに近いのにわざと大きな声も出す。

「・・・・ちょっとこっちにきて」

どうしたのだろう 声が暗い。

「どうしたの?」

「お前これ骨に見える?」

洋介が見せたのは紛れもなく、人の骨だ。

「う、うわぁぁぁ、な・・なんで暖炉なんかに、・・ひ・・人の骨が入っているんだ」

「暖炉だからだろ」

洋介が落ち着き払った声でいった。

「な・・なんでなんだ?」

だいぶ落ち着いたが、まだドギドギしている。

「燃やしたんだよ、人を」

「えっ?」

 

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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