前回『いなかったよね?』を載せてもらった者です。
また息子の話しなんですが、読んでもらえたら嬉しいです。
息子が3~4才くらいの頃の事なんですが、この頃の息子は よくいろんな目に見えないようなものを見ていたようで…
ある日、遊びに行った友人宅で息子が
『あの人、なんであんなとこに いるのかな?』
と言い出しました。
指さした場所を見てみると、そこは茶ダンスと壁のすき間。
…5㎝位しかないんですけど…。
『…あそこにいるの?人が?』
『うん。こうやって座ってる』
体育座りで 座ってるらしい。
『ち、小さい人だね』
と あたしが言うと
『ううん、小さくないよ?ママくらいだもん。
でも すっごい ぺっしゃんこ!顔が半分しか見えない』
それって、それって!
もしかして茶ダンスに 半分埋まってるとか…?
想像したら 一気に鳥肌がたった。
もう無理、帰りたい~!
でも友達が、あたし達の為に料理を作ってくれてるし どうしよう…。
と 迷っていたあたしですが、次の息子の言葉を聞いて 友達に断りを入れて 即帰りました。
『あっ!動いた!出てこようとしてんのかなぁ。』
マジで怖かったです。
今ではそんな事はスッカリ忘れて、着々とオタクに成長しつつある息子ですけどね。
怖い話しも大嫌いです。
怖い話投稿:ホラーテラー うさぎさん
作者怖話