祖父が滅鬼の事を語り始めた。
「滅鬼。。。わしが小さい頃に、父(つまり俺のひいおじいちゃん)から聞いた話をお前に話そう。滅鬼は江戸時代末期、我が先祖佐々木貞右衛門(仮名)が最初に使ったとされる刀だ。彼は霊媒師であり、刀を鬼(つまりその時代の妖怪達の事)を滅するようにしたらしい。
俺は何故刀にそんなん入れたのか聞きたかったがそのまま祖父の話を聞き続けた
「そしてある日、貞右衛門は江戸で有名な妖怪を退治せよと将軍に命じられ、仲間と共にその妖怪を退治しに行ったらしい。人々はその妖怪は森の奥に住み、夜になると人をさらい、食べるという噂をしてたので、将軍は兵士を5,6人ぐらい行かせ、貞右衛門を守るよう命じられた。。。
続きます。。。
怖い話投稿:ホラーテラー 霊打さん
作者怖話