ご存知でしょうか?
アズテカの人々達は、神への儀式の時、一人の市民を選び、少年もしくは少女の心臓を取り出し、それを捧げるらしいです。。。
そして、遺体は(神殿で儀式が行われたので)神殿から投げ捨てられ、猛獣たちに食べられるそうです。。。
しかもその心臓は、族長に渡し、それを族長が食します。。。
ある、スペイン人のカメラマンがその土地に訪れ、例の神殿に行きました。彼は満月にその神殿を撮ったら美しいだろうと考え、満月が出る日まで待ちました。
次の日の夜、満月が出て、神殿を照らしました。カメラマンは写真を撮っていたら、突然霧になり、前が見えなくなってしまいた。。。
そして気づくと。。。
自分は生け贄の場所に今した。しかし、自分が生け贄になったのではなく、自分の娘が生け贄にされていました。彼は族長の隣にいて、とめようとしたのですが、誰も彼の存在に気づいてませんでした。
彼は娘の所を見た瞬間、娘の心臓はとられた時でした。彼女は口から血を大量に吐き出し、しかもなぜか周りの人は彼女はもう死んでるのに、殴り、蹴り、短剣でさし続けていました。彼は気持ち悪くなり、涙を出しながら吐きました。そしたら族長が彼の肩をポンとたたき、こう言いました。
「心臓を持って来い」
もちろん彼は怒りに満ち溢れ、「お前を殺してからだ!」と叫びました。
「我輩を?どうやって?我に触れる事はできない。お前はこの時代の人ではない、だから我輩を殺すことなど不可能だ。」そして彼はカメラマンにニヤリとし、笑った。
「たしかに、俺はお前を殺せない。しかしこれはお前を殺せる!!」カメラマンは古いぼろぼろの短剣をバックから取り出した。その剣は、アズテカ文明を滅ぼしたスペイン軍の隊長でもあったエルナン・コルテス伯爵の剣であった。彼はその剣で族長を殺したと言う言い伝えを、子や孫、そして子々孫々と伝えられてきた。
「お前!!まさかあいつの子孫か!!」そして族長はカメラマンに刺され消えてしまった。
気づいたら彼は神殿の前で倒れていた。そして娘を亡くし、悲しみに溢れていたら、ある鎧を着た戦士が前に立っていた
「我が子よ、娘は無事だ。我輩が守っておいたよ。。。」彼はあのエレナン・コルテスであった。。
そしてカメラマンは無事娘と会える事ができた
ちなみに、エレナン・コルテスの子孫は実際にいるそうです。。。
長文でスイマセン。そしてあんま怖くないと思う方がいましたら。。。読まなければいいじゃないですか。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話