誤字、脱字すみませんでした。
訂正。
いろんなキーホルダーが付いた鍵を開け
いろんなキーホルダーが付いた鍵でドアを開け
部屋の鍵を閉めて部屋を出て屋上へ向かう
部屋を出て、鍵を閉め屋上へ向かう。
読みづらくてすみませんでした。
文中の「私」が表現する「あなた」は、「私」の大切な友達。なので「私」と「あなた」は親友どうし。そして「私」が表現する「あなたの愛した人」は親友(あなた)の彼氏。
私=あなた→親友
あなた=あなたの愛した人→親友の彼氏
という関係です。
ある日、私とは顔見知り程度の友達の彼氏が事故で亡くなり、私は友達を必死で励ましていました。けれど、友達は彼氏のあとを追い自殺。
大切な友達は私の励ましはなんの意味もなかったんです。出会ってたった二年の男の後を追い友人は自分で自分の生涯を終えたんです。残された私は大切な自分の半身に裏切られたようでやり場のない苛立ちだけが残りました。
日記を何度も床に叩きつけたのは、彼の死を乗り越えることのできなかった彼女の弱さ、私に相談もなくさいごに「ごめんなさい」の言葉を残した彼女の自分勝手さによりです。
『屋上で…』
私はフェンスの向こうに居ました。風がすごく冷たい…あなたはこわがりなのに死はこわくなかったんですね?私も今はこわくありません。
恐怖より、死の向こうに安心はあると思いました。最後に鞄からケータイを取り出し、私は彼氏にメールを作成しました。内容は、
「Y君へ
生きてください。
彼女(友達)やA君(友達の彼氏)、そして私のぶんも。
弱かったのは彼女だけじゃなかったの。最後のお願いだから…
どうか生きて下さい。」
私が送信ボタンを押すよりも一瞬早く着信がディスプレイに表示される。
名前はY君。私の彼氏だった。一瞬ためらったあと、もぅ口で伝えたほうがいいと判断し、私は電話にでた。
私「もしもし?」
Y「今どこ?」
私「………。」
Y「今お前の友達の夢みた。俺にお前の名前何回もゆってきてん。」
私「………。」
Y「最後に幸せにしてあげてってあいつのマンションの屋上で泣いてる夢みてん。」
私は電話を切りました。涙が止まらなくなり、その場に座りこみました。彼の見た夢とはわかっていたのに…
そして私は今生きています。先月、彼と結婚しました。今はお腹に赤ちゃんがいます。赤ちゃんは女の子です。あなたの誕生日と同じ月に生まれて来る予定です。
名前はもぅ決めました。あなたの名前です。
あなたは弱かったんじゃない。誰よりも、誰よりも、本当に優しい人でした。
今、私はあなたが居たから生きている。
生きて、新しい命を宿しています。
『あなたへ。本当にありがとう。』
長い文章最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後に、みなさんどんなことがあっても
『生きることを自らやめないでください。』
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話