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短編2
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怪僧ラスプーチン

ラスプーチンの生誕ははっきりしていない。

ポクロフスコエという小さな村に生まれたことはわかっているが、1860年代末または、1872年に生まれたということしかわからない。

寒村の中ではいたって裕福な環境で育った。

しかし、ラスプーチンが12歳の頃から不幸が訪れた・・・

母親の死、火事、兄弟の死と続いたのだ。

20歳を前に結婚し、父親となるが、すぐに亡くなってしまったのである。

そして、1981年に、聖母マリア像が空中に浮かんでいる姿を目撃するのだ!

これをきっかけにラスプーチンは2年間かけて聖地エルサレムまでの徒歩で尋ねるといった公卿を行ったのである。

巡礼から戻ったラスプーチンは、容貌が変わっただけではなく、ヒーリング、予知能力、透視といった特殊能力を身に着けていたのである。

最初は皇帝の子息誕生の予言やヒーリングのため皇帝にも信頼されていたが、ラスプーチンは僧侶という肩書きのほか、秘密宗教組織のメンバーとなり、罪を犯せば犯すほど、神の救いが大きくなるといった説をとり、乱交パーティーを繰り返すのであった。

キリストの再来とまで言われたラスプーチンの権力は大きくなり、暗殺される運命になったのである。

この暗殺も、もの凄い内容であった。

毒入りのケーキとワインを食べさせられても平気・・・

銃で射殺されることになる。

脈がない事を確認したが、数時間後、獣の様な声をあげ蘇る!

再度銃2発をあて、棒で殴りつけて、ロープで縛り、凍結した川の氷を割り、そこに投げ込んだのであった。

数日後、死体は発見されたが、医師の診断の結果、溺死ということであった。

また、ラスプーチンの日記には、暗殺の事が予言されていたという。

怖い話投稿:ホラーテラー とくめいさん  

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