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中編3
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オトモダチ

これは親から聞いて分かった

実際に経験していた話です..

5歳の頃に経験した話です

自分が幼稚園を

卒園するころですかね

自分の幼稚園の同い年にとっても仲の良いひろくんという友達がいました。

しかしひろくんわ小さな時から重い病気にかかっていました、病名わ覚えていませんが当時は不治の病で有名だったらしいです。

自分とひろくんわ病気がうんぬんなど関係なく、いや、知らなかったのでしょうとても仲良く普通の幼稚園児としてわやわやと遊んでいました。

小学校も同じとこにいこうねといっていました。

本当に親友とゆう仲でした。

しかし年長になるにつれひろくんわ幼稚園に来ない日が多くなりました。

病気が酷くなっていたらしいです。

自分わひろくんが病気だとは全く感じもしなかったので、普通に毎日を過ごしていました。

時々くる日にわ1週間分遊んで寂しさなんてありませんでした。

そして年長になるとひろくんはついに全く来なくなりました。

夏も秋も冬も来ませんでした。

最初のころわ心配だったけど、普通にみんなと毎日を楽しんでいるとちょっとずつひろくんの事を忘れていきました。

そうこうしているうちに

卒園が近づいてきました。

卒園式当日ついにひろくんは今日まで来ませんでした。

そしてその夜、

卒園したということで卒園パーティのような少し贅沢な夜でした。:

:

なんか寝室のほうで耳障りな音がしたので、家族がわいわいしている中1人で寝室の方へスタスタと歩いていきました。

寝室わ真っ暗でした…

音のする方をむくと

テレビがパチパチとなにか静電気が放電しているような音をだし火花のようにチラチラと光っていました。テレビのこの音以外わ全くせずシーンとしていました。

なんだろうと思って近づくとパチパチが激しくなり自分にも少しあたりました。

「いたっ!!」

と少し声をあげてしまいました。1階にいるみんなが自分がいないことに気付いたのか1階が急にしんとなりそれからザワザワとしていました。

自分わそんなこと気にせずテレビが不思議でたまりませんでした

もう一度触れようとしたらパチパチわ収まってくれました。

さっきの事を謝るかのように…

テレビに触れました、すると!

ぼんやりと何かがテレビの画面に姿を現しました人みたいです。よくみるとなんとひろくんでした!

なんとひろくんでした!!

自分わ気付くと「ひ、ひろくん!」と話しかけていました。

ひろくんわとっても

ニコニコしていました。

しかしその顔は青ざめていてマブタはたるみ頬わゲッソリしていました。

するとひろくんわ

「〇〇くん、ごめんね?まった?遊ぼーよ」

と、とても低い声でいいました

自分わ忘れかけていたひろくんをハッと全てを思いだして、なぜかとても悲しくなりました。

涙がボロボロ流れていきます。

ひろくんわ画面からグニャっと腐った両腕をだし僕をテレビの中に招きいれようとしていました。

「いいよ!遊ぼ!」

と僕はテレビの中へ入ろうとしてひろくんわそれを手伝うように引っ張ってくれました。

ひろくんの手はとても冷たくてぬるぬるしていて力は全然入っていませんでした。

体が半分入るとこでガラガラっと戸が開く音と共に母さんの

「〇〇」と自分の名前が呼ばれた気がしました。

そこからの記憶わありませんが母いわく自分わ本当にテレビの中に入っていたようで幻覚をみているようだったらしいです。。

そこを引っ張るように助けてくれたらしい。

ひろくんわいなかったらしく、その前にひろくんわ年長になる1週間前に病気で死んでしまったらしい。

まだ年長だった自分にわショックが大きいからって教えずにいたらしい。

しかし、、

あの時母が来なかったらあのまま僕はどこへいってしまったんだろうか…。

もしかするとあの時ひろくんわ親友の僕も一緒に天国という小学校へ連れていこうとしていたのかもしれない…。

最後まで呼んで

頂きありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー ジョニー出っぷりんさん  

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