あんなに賑かなパチ屋ですが案外出ます
十数年働いていると数々の体験&体験談があります
パチ屋は人間の欲や恨みなど色々な思いが蓄積される場所なのかも知れないですね
まだ入社したてのころ
朝、玉場でポリ交換と言われるパチンコ玉をきれいにしてくれる米粒みたいな砂を交換する作業があるんです
玉場が地下室にあり薄暗くじめじめしていて、いかにも出そうでやりたくない作業でしたが順番にまわってくるんですよ
ある日、ポリ交換をしていたときのことです
毎度のことながら少しでも早く終わらせてこの場所から早く離れたいと急いで作業をしていました
玉をポリで洗う機械から汚れたポリを出して、きれいなポリを入れるのですが、その合間に地下室に洗濯機があり洗濯物を干すのです
ポリの機械に背中を向けて干していると
カラ〜ン
と床に何かが落ちる音が
怖くて振り向けないのに私の後ろに小学生か中学生くらいの男の子がニヤニヤと笑ってこちらを見ているのが分かるんですよ
自分の目で見ているわけじゃないのに 確かに私の後ろに居るのが分かるんです
逃げたいけど作業を途中でやめるわけにもいかず超高速で終わらせて、地下室を出るときに走るとその男の子が面白がってついてきそうな気がして、何もなかったかのように地下室を出ました
先輩に話すと
そーそー出るよ
女の人もいるよ
賑かな場所に惹かれて自分が死んだと気づかない人が集まるそうです
あまり怖くなかったらすいません
まだまだありますが、またの機会に。
怖い話投稿:ホラーテラー まあさん
作者怖話
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