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中編3
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彼岸

(自分の国では魂などの説を完全に否定してますが、

あたし小さい頃から変なことを体験し続けています。

日本はそういう実話にも皆話している、解かりたい、

あたしと皆の身に起こった偽科学とされているものを…

以下の文は2009年3月に記録したものです)

彼岸

ずっと待っていたその声がまたあたしを助けてくれました。

長い間風邪を引くことがありませんでしたが…

先日はひどい風邪を引いてしまいました…

十年前、あたしは大きい病気にかかったことがあります。

最初は普通の病気で「なんともない」と思って、

そのまま薬を飲みながら毎日学校へ行きました。

でもずっと回復しなくって病気が段々ひどくなった…

喉はまるで火で焼いたように痛くて、熱も出て、

心臓の重い声もはっきり聞こえった、力も全然出なかった…

そして家のベッドに寝たきることを余儀もなくされました。

とうとうあの日、死神と出会ってしまった…

昏睡状態のあたしは突然目を覚ました。

何か薬の臭いがしている。

それに辺りのお医者さんは忙しそうだった。

あたしは手術用のベッドにいるみたい、

その時ある先生がほかの先生と看護婦たちにいった:

「…残念です、この子はもう駄目ですね。

もうつめが真っ黒になってしまった。

この子の家族に葬儀を準備するように伝えてください…」

『死んだ?あたしが?! そうか…死んだか…

もうこの世界と分かれ時ですね…

死ぬというのはこんなに簡単なことだったのか…』

『痛みもない…全然怖くないですね…

それでもいいか…そのまま行けばいい…』

あたしの傍には何もない、

空気も時空もとっても静かな気分でした、

体も足から血液がゆっくりゆっくりと冷たくなりました。

夏の日なのに、体は氷のように冷たくて、

足から手、手から肩…

そのままあの楽園に段々近づいているように感じた…

でもその静かさは首が凍りそうになった時、

沢山の思い出によって破られました。

その時、ひとりの男の声が耳に突き刺さったのです:

「生きてくれ!!!!!」

その時まるでもうすぐ溺死しようとする人が

突然空気を吸ったように、

たくさんの空気があたしの肺に満ちてきた…

苦しみを感じ、必死で眼を開けて、起きあがった。

冷たい!体は氷のように冷たくて、

肌を見ると全身は死体のような色だった。

でもあたしはまだ家にいる。

ここは病院ではなかった。

さっき見たあのリアルなシーンはなに?

あの先生の話を思い出し、目線は指の方向に向かえ…

つめの隅に本当に何か黒い物が集まっている、

何だか気持ち悪い…それにちょっと怖い… 

それは「病院へ行かなければならない」

の合図かもしれないか…

肌の色は段々戻った、

パパとママを驚かせないようになる時まで、

ずっとベッドにいた。

その後、パパとママと一緒に病院に行った。

診察結果が出た時、先生たちも驚いた、

一人の先生は「これは!死んだはずの…!」

もう一人の先生が慌てって彼の口を止めった、

白血球が異常に高いらしい…

驚いたのは多分酷い病気なのに、どうして

そんな元気な声で彼達と喋れたことでしょうか。

実はあたしにもよくわからない、

あの声から目覚める時はまるで何かの力が

体の中であたしを支えているみたいだった…

暖かくて、強い力。この声は人なのか?

誰かもわからない…

その後は誰かに守られている見たい。

危険な時でも、病気の時でも…

先日はひどい風邪を引きました、

とっても苦しい時またあの声が来ました…

「もう大丈夫、俺が治すから、ゆっくり寝て…」っと

…瞬間で体が暖かくなった…

今は体調も段々良くなりました、ありがとう!!

本当に本当!!生きてよかった!!

(変なことについては前にも書きました

「家族全員の金縛り」です

皆と交流してあの世界を解かってほしいんです)

怖い話投稿:ホラーテラー セレンさん  

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