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高級レストランのメニュー

短編2
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高級レストランのメニュー

これは私が友達から聞いて、面白いと思った話です。

つまらないかも知れませんが、暇な人は読んで見て下さい。

ある所に、だいぶお金に余裕がある人がいました。

ここで、その人をAとします。

その人はとてもグルメな人で、いろいろな高級レストランを食べ歩いていました。

ある日、噂に聞いた、かなり人気があるレストランに行くことにしました。

レストラン内に入って見ると、なかなかしゃれたレストランでした。

Aはメニューを眺めている内に、気になる物を見つけました。

「人魚のステーキ?…」

そこで、Aはウェイターを呼びました。

「お待たせしました。メニューはお決まりでしょうか?」

Aは聞きました。

「この人魚のステーキとは、一体何だね?」

ウェイターは答えました。

「はい。その名の通り、人魚のステーキです。」

Aは笑って云いました。

「ばかな、冗談にもほどがあるぞ。人魚なんかいる訳ないだろうW」

ウェイターは少し笑って云いました。

「お客様、少し勘違いをなさっております。」

Aがどういう事だと云うのだと聞くと、ウェイターはあいかわらず笑いながら答えました。

「このステーキは魚と、人の肉のステーキと、云う事です。」

Aが青ざめた顔をしていると、周りのウェイターや客が近づいてきた。

すると、最初のウェイターが云いました。

「それではお客様には、食材になってもらう事にしましょう。」

Aは捜索願を出されたが、永遠に見つかる事はなかった。

怖い話投稿:ホラーテラー 怖いもの見たささん  

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