これは私が友達から聞いて、面白いと思った話です。
つまらないかも知れませんが、暇な人は読んで見て下さい。
ある所に、だいぶお金に余裕がある人がいました。
ここで、その人をAとします。
その人はとてもグルメな人で、いろいろな高級レストランを食べ歩いていました。
ある日、噂に聞いた、かなり人気があるレストランに行くことにしました。
レストラン内に入って見ると、なかなかしゃれたレストランでした。
Aはメニューを眺めている内に、気になる物を見つけました。
「人魚のステーキ?…」
そこで、Aはウェイターを呼びました。
「お待たせしました。メニューはお決まりでしょうか?」
Aは聞きました。
「この人魚のステーキとは、一体何だね?」
ウェイターは答えました。
「はい。その名の通り、人魚のステーキです。」
Aは笑って云いました。
「ばかな、冗談にもほどがあるぞ。人魚なんかいる訳ないだろうW」
ウェイターは少し笑って云いました。
「お客様、少し勘違いをなさっております。」
Aがどういう事だと云うのだと聞くと、ウェイターはあいかわらず笑いながら答えました。
「このステーキは魚と、人の肉のステーキと、云う事です。」
Aが青ざめた顔をしていると、周りのウェイターや客が近づいてきた。
すると、最初のウェイターが云いました。
「それではお客様には、食材になってもらう事にしましょう。」
Aは捜索願を出されたが、永遠に見つかる事はなかった。
怖い話投稿:ホラーテラー 怖いもの見たささん
作者怖話