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短編2
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私の体験した恐怖

これは、昨日の夜に体験したのですが、

いまだに心が動揺してるので正直文章が乱れています

事の始まり、私は某コンビニのバイトしてる者ですが、昨日は残業のお陰で帰宅時間がとうとう朝の2時になってしまいました。その日はもうくたくた、犬の糞に踏むは、ヤーさんに絡まれるは、万引犯が店内にいるは、とにかくさんざんな目に会った日でしたよ。そんな時に一人で暗闇の帰り道をポツーンと歩く自分。眠いわ、怖いわ、疲れたわ...

その時ちょうど角を曲がった所...ドキリと立ち止まってしまいました。なぜならその数歩先には、白い着物の、真っ黒な髪を垂らし、ブルブルと震え、ブツブツ言ってる女性がいるではないですか。おかしい、暗闇の中にいるのになぜあんなくっきりと見える?電柱の蛍光灯は無いしまさか...

この時点で皆さんは少し呆れてるでしょ?でしょうね、こんな展開なんて何万ともありますもの。白い着物、黒髪、等々...でも皆さん、私もそう思いましたがそれが事実起ったんです。

「うわーなんて在り来たりな展開なの?本当にあるんだ。正真正銘の幽霊じゃん...」、小声でつい吐いた言葉。私はがくがくと震えながら一瞬立ちすくんでしまいました。でも野生の本能と言うのでしょうかね、これはまずい、逃げよう、と思いで一杯に、とっさに180度。だが振り向いたとたんピタピタピタピタと音が....

あの女がこっちへ鬼の様な形相で走ってくる。

「オーマイガー!」、私は叫びました。するとその幽霊、立ち止まり私の頭にピシャリと一発。「オウベイカ!」

「アウチ!このゴースト痛い!」、反射的に叫びます。するとまた頭に一発。「ダカラオウベイカ!」

「プリーズドントハートミー!お願いです!」ぴしゃ!「オウベイカ!オカシイデショ?!ナンデニホンジンノクセニオーマイガートカユッテルノ?!」

「あぁすいません、お詫びにこのチェリーパイ..」

「ダカラオウベイカ!ナンドモイワセルンジャナイヨ!アタシイッタイナンダトオモッテルノ!!!」

「...」

「...」

数秒間の合間。そして...

ぴしゃ!

「ぼうれいか!」

この時、魔が差したと言うか、受け狙いしたかったと言うか、ついつい幽霊の頭を叩いてしまいました。

今はその幽霊に取り付かれてこの反省文を書かせられています。すいませんもうしません。許して下さい。アイアムソーリー

怖い話投稿:ホラーテラー ビビリ屋さん  

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