今回は会社の先輩のY先輩の体験談を投稿します。
以下Y先輩(自分)でかいていきます。
あれは3年前の話だ、当時1日に1200kmの長距離便を任せられて、心身共に疲れ果てていた。
同棲していた彼女とも会えずに2ヶ月間の時間が過ぎていた、二人の仲は順調だが、彼女がネットゲームに嵌り、少しオタクになりかけていた。
国道4号線に入り、やっと家に帰れる、自宅まではあと3時間。
電話が鳴った。
彼女からだ、受話器の向こうではゲームの音が聞こえていた。
俺はそれがすごく腹立たしかった、またゲームかよ! どうせゲームの話だろう…。
その時は様子が違かった。
彼女「助けて!!」
俺「ゲームでなんかあったのか?」
彼女「ス、ストーカーが…。」
ストーカー?なんじゃそりゃ?俺は状況が上手く呑み込めなかったが、彼女の声は逼迫している。
俺「家の中にいるわけではねぇんだべ?」
彼女「うん、だけど玄関の前でずっと立ってる…」
彼女「昨日から…」
俺「え…、警察呼べ!警察!」
彼女曰く、警察を一度呼んだが、逃げられたとのこと、「見回りを強化します!」
とだけ言い残し、それから一度も警察は来てないらしい。
警察はいつもこうだ…。
俺「すぐ帰るから待ってろ!絶対に家から出るなよ、窓も開けるな。」
俺は一旦電話を切ると、非番のTに電話をした。
俺「おぉTか?」
T「おぉ、しばらく。どした?血相変えて」
俺「家の玄関の前にストーカー?がいるって彼女が怖がってるんだ、悪いけど様子見にいってくれねぇか?」
T「おぉ、任されよう。着いたら電話する。」
Tとの電話を切り、また彼女へ電話をする、ストーカーが誰なのか、どうしてこうなったのか、問いただした。
先日ネットゲームのオフ会?(あんま詳しくないもんで)に参加したときに仲良くなった男がストーカーになった…らしい。
最初はメールが送られる程度だったが、会いたいと言われ。
断ったら家まできやがったと…。
高速道路に乗り、家まではあと1時間もかからない、ここでTから電話が入る。
積み込みが始まるので、続きます。すいません。」
怖い話投稿:ホラーテラー レゾナさん
作者怖話