俺は今、デパート内をさまよっている。
長らく続いた雨のせいで俺の3枚しかない下着が乾かない。
だから、下着売り場へ向かうはめになったのだ。(そして迷った)
まさか、引き込もりの俺がこんな人混みに揉まれるはめになるとは。
話は変わるが俺は幽霊なんて信じない人間だ。
しかし、今俺の前にソレらしき女が立っている。
髪はボサボサで、顔は青白く生気を失っている。
体中に寒気が走った。
その瞬間女が口を開いた。
女「あなた・・・気付いてないんですか?」
俺「なんの事だよ」
女「あなたの前・・・あなたの前」
俺「ん?な・・・何なんですか?」
女「もう少しで出て来ますよ」
女はニヤリと笑う。
俺はまた寒気を感じた。
(おい、おい!何が出て来るんだ?これ以上おかしな奴が出てくるのは勘弁してくれよ。それにしても気持ちの悪い女だ!ここは適当にやり過ごそう)
俺「ああ、そうですか。でも今は急いでますので。あなたの変な友達を待っている暇がありません」
俺は足を進める。
すると女はすれ違い様に俺の耳元で囁いた。
女「下・・下・・・」
俺はその時、最悪の事態に気付いてしまった。
下手くそな文ですみません。
怖い話投稿:ホラーテラー 眠さん
作者怖話