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短編2
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それは…

これは僕がまだ高校時代のときに体験した話しです。

その日、僕は学校帰りに彼女と一緒に帰っていました。

僕は田舎なんてものじゃないくらいの田舎に住んでいたため帰り道は真っ暗な小さいトンネルをとおらなければ家につかないようになっています。

彼女の家は僕の家の二軒隣なので、言わば幼なじみなんです。

まあその彼女といつも通り帰宅していて調度トンネルを通っている途中に、「ねーねあのさー…さっきっからずっと私たちについてくるあの後ろにいるおじさん誰かな?」とか言いだしまして、僕は後ろをみました…そのおじさんはトンネルの入口あたりで明らかに僕たちになにかを叫んでいるのです。

「…こ…に…い」「こっ…に…い」「はや…」「こっちにこい」「はやく」。

僕は一瞬「は?」と思いましたが手招きまでしてこっちにこいといっています。

僕は躊躇していて「ねーどうす…!!」僕が聞く術もないくらいにはやく僕のうでをつかみ、キャアーと叫びながらおもいっきり入口へと走り抜けました。

後ろをみるまでもなく入口に到着し、彼女は白目を剥き倒れこんでしまいました。

なにがおこったのかまったく理解ができなくてパニクっている僕の腕をまた掴み、おじさんが、「のーのーとやっている時間はないはやくこい」と僕の腕をつかみ、彼女を抱えて、「絶対に後ろをふりむくんじゃないぞ!!」と僕にいい車のあるところまでいきました。

「学校からおまえたちがでてきた所を偶然通り掛かったがおまえ達は、とくにおまえの彼女さんなんかは、半端じゃない霊気がついとった。

だからワシは直感的にこいつらやばいぞと思いずっとつけていた。

もし、ワシと出会わなかったら間違えなくおまえたちは時間の狭間に取り込まれておった。

「それに」ついてはこの一見が終わったら詳しくおしちゃる。

ワシはとおりすがりの坊じゃ。

今からおまえ達をワシの神社に連れていく。

いいな。

おまえは絶対に後ろを振り向くな!!「それは」まだびっちり後ろにいる。

ワシがおるからまだ危害はないが、おまえが「それを」目でかんじとっちまった瞬間おまえはとりこまれるからのー。

よいな。

僕は、神社につくまでずっと手で目を隠してました。

そして車が神社の前でとまりました。

2に続きまーす。

怖い話投稿:ホラーテラー スプラッシュさん  

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