私のお父さんは元ヤンだったらしく
ギャンブルも好きで仕事もしなかったため
お母さんはお父さんに
私が4歳のとき別れを告げた。
けれど、私は悲しくなかった
真面目なお母さんの相手が不真面目なお父さんということが納得出来なかったし
真面目なお母さんの血を受け継いでるとも思ってたから
逆にせいせいしていた。
時は流れてアタシが5歳のとき
留守番をしていたら電話がきた。
「●●(私の名前)、お父さんだよぉ‥ハハハ」
「お父さん‥?!」
「いま、、会いにいくね‥ハハハ」
お父さんの不気味な笑い声が響き、私は受話器を切り、家の鍵を全て閉め
布団に潜った。
しばらくすると
ドンドン‥ドンドン‥
窓を叩く音がした、
もしや‥お父さん?
窓に近づくと、カーテンとカーテンの間に隙間があったので
その隙間から覗くことにした
「ぎゃああああ!」
ギョロリ。誰かと目があった瞬間だった
私はハンベソを書きながら
お母さんに電話した
「お母さん、お母さん
いまお父さんが家にいるの!」
泣きそうになる私の声を聞き
お母さんは
「ハッハハハハハハ!!」
笑っていた。
「な‥なんで?!お母さん!!」
「プッ‥お父さんのマネしてたんだよ、お母さんが笑」
やはり私はお父さんとお母さんの間に生まれた子だとその時実感しました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話