実話です。
数年前、親の仕事の都合で中学卒業と同時に地方へ転居することになった。
その町にはコンビニが一軒しかなく、まさに田舎だった。
また、方言がひどく、何を言っているのか理解できないこともしばしばあった。
高校の入学式の日、私は道に迷ってしまい、途方に暮れていた。
そして100mほど先に一人の男が立っていたのを見つけた。
その男は私に向かっていきなりこう叫んだ。
「おまんこっちんこー!」
やばい、こいつやばすぎる。
私はその場を急いで離れた。
そしてあまりのショックに入学式を欠席してしまった。
その男が言った言葉が
「お前、こっちに来い」
という意味だったのを知ったのはそれから一年後のことだった。
怖い話投稿:ホラーテラー びわさん
作者怖話