家に俺はいた。至って普通の家。
俺の生まれ育った家だ。
しかし、様子がおかしい。いや、おかしいなんてもんじゃない。…地獄絵図のような光景になっている。
家は破壊され、家族は無惨にも殺されている。
しかも尋常じゃない殺され方だ。
内臓は飛び散り、四肢が飛んでいるものもある。
あまりの光景に俺は愕然とした。
「こんなはずは…なんだよ!畜生!!!!」
「ハッ!…何だよ…夢かよ…
ハハッ!全く、現実と同じじゃ夢じゃねぇよ。なぁ母さん。」
隣の肉片に俺はそう語りかけた。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話