はじめまして。
別に特に怖くもないかも知れませんが、個人的に怖いなぁと思ったことを。
わが家は心霊スポットで有名な千葉県の某処刑場跡まで徒歩3分という立地なのですが、ここに引っ越したばかりの頃はそんなことも知らずに、近所を探索している時に発見したんですよ。
でね、その処刑場跡って住宅街の中にある、ちょいちょい木が植わってる空き地に慰霊碑が建ってるだけなんだけど、明らかに周りよりも暗いんです。
雰囲気は勿論、どうも視覚的にも暗い感じがするんです。
問題の家は今は空き家で、空き地入口の真正面に玄関があるんだけれど、何かおかしいの。
何がって、家の窓という窓には雨戸やベニヤで封がされているのに、玄関横の窓、つまり処刑場側だけが何故か雨戸が開いていて、家の中が見えるんですよ。
普通、換気や何かで開けるなら全部開けますよね?
なのに、何故かそこだけなんですよ。
不思議に思って中を覗いてみると、当たり前なんだれど『真っ暗』なんですよ。
でも、ちょっと考えてみて『あれ?』と思ったんです。
いくら閉めきっているとはいえ、その窓からの光は奥まで入るはずなんですよね。
なのに、その光は手前までしか届いてない。
気のせいって言われてしまえばそれまでかもしれませんが、なんだかすごく不気味な感じがする家でしたね。
ただそれだけなんですけどね。
空き家になってる理由とかも調べていないけれど、少なくとも3年は空き家になってるわけで、それはそれで不思議な気もする。
突入とか幽霊を期待した方には申し訳ないのだけれど、ビビリな自分にはできませんでした・・・。
つまらない話かと思いますが、某処刑場にいらした際には、是非その空き家も見てみてくださいね。
怖い話投稿:ホラーテラー 罪歌さん
作者怖話