中編4
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被災地ボランティア

music:3

これは僕が体験した話です。

文章もめちゃくちゃですけどお付き合い下さい!

今から数年前に某県が台風により被災されました

そこに友達の親と友達と僕でボランティアに行くことにしました

被災地まではそんなに遠くなく車で3~4時間程度で着きました

初めは好奇心もあり友達と

「死体とかあるんちゃうん?」

とか冗談半分で言っていました

本当にバカな子供でした

しかしいざ車を降りると家などは泥まみれになりほとんど崩壊している家ばっかりでした

「何だこれ…」

初めて見る光景にただ驚かされていました

道路を整備していた警察官に挨拶をしボランティアに来たことを告げると

「ありがとうございます。本当に助かります。あそこのお婆ちゃんの家の泥をスコップで取り除く作業をお願いします」

と言われました。

お婆ちゃんに挨拶をしボランティアに来たことを告げました

「おやおや、わざわざ遠いところからすいません。

私一人なので何もできないんです」

僕は一人で暮らしているお婆ちゃんが可哀想でお婆ちゃんの話し相手になりながら作業を進めました。

お婆ちゃんは子供が来て喜んでいたのか御菓子等色々と用意をしてくださいました

幸いその家は玄関だけが泥で埋まっていたので作業は夕方には終わりました

その日僕たちは車内泊をし次の日も手伝う予定でした

次の日僕たちは道路に散乱している瓦礫や木等を退かす作業でした

僕たちは初めの好奇心など忘れここの人達の力になりたいと本気で思いました

瓦礫を拾っては台車に乗せそれを1ヶ所に集めるという作業でした

僕は瓦礫を拾い集めました

そのなかには家族の写真だったり想い出のものが一杯散らばっていました

そのなかに1つ綺麗な石のような物が落ちてありました

僕は

「綺麗だなー」

と単純に思いました

それを何故かポケットに入れてしまったのです

今思えばあれが全ての始まりでした。

その日も無事に作業を終え車の中で休んでいました

明日の朝帰るのもあり疲れたのもあり友達と友達の親はすぐに寝付いてしまいました

僕は退屈になり落ちていた石を見ていました

しかし拾ったときと全く違う色をしており凄く汚く見えました。

僕は拾い物だしと思い窓から投げてしまいました

僕も眠たくなりそのまま眠ってしまいました

しかしすぐに友達に

「トイレしたいから着いてきて」

と言われて着いていきました。

トイレが終わりそのまま車に戻れば良かったのに友達と散歩をすることになりました

今日作業した場所まで行くと誰かが瓦礫を拾っていました

僕「こんな時間まで作業してるんだな」

友「大変だな。早く復興すればいいのにな。俺たちも手伝うか?」

僕「親父さん心配するから少しだけな」

と言いその人の所へ向かいました

その人は瓦礫を拾ってるのではなく何かを探しているようでした

「……ない」

「…ない」

近付くと髪の毛がとても長く着ているものはボロボロでした

僕たちは何故か「ヤバい…」と思いました

二人で顔を見合わせて

気付かれない様に車に戻ろうとしました

しかし周りは瓦礫やらゴミが散乱しており僕は空きカンを踏んでしまったのです

その音にソイツは気付きこっちを見ました

僕たちはすぐに車に向かって走りました。

後ろから凄い勢いで追いかけてきます

「……て」

「……して」

僕たちは無我夢中で走り続けました。

すると前に親父さんが寝ている車が見えました。

僕たちは急いで車に乗り親父さんを起こしました

友「お父さん起きて」

友「起きて」

何度声をかけても起きないのです

僕たちは車の鍵をロックし外を見ないようにしました

すると

「…コン…コン」

窓ガラスを叩かれました

しかも僕の方です

僕はビックリして窓の方を見てしまったのです

すると青白い顔した女の人がこっちを覗き込んでいます

僕「ヤバい…ヤバい…ヤバい…」

とすぐに下を向き目を閉じました。

「…して」

「…えして」

「返して」

僕は思い出しました

僕「あの石だ」

しかし石は投げてしまってどこにあるかわからなくなっていました

僕は目を閉じて下を向いてるしかありませんでした

sound:14

「ガチャガチャガチャ」

「返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ」

ドアを開けようとしています。

もうダメだと思いました。

僕はそのまま寝てしまったのか気を失ったのかわからないまま朝を迎えていました

music:5

親「おーい。お前ら起きろ、帰るぞ」

僕たちは目を覚まし親父さんに昨日の事を伝えました

すると親父さんが僕たちを車から降ろし

親「その石探せ」

とだけ言い親父さんは近所の人と話に行きました

僕と友達はあまり話さず石を探しました

すると車から少し離れた場所にそれはありました。

すぐ親父さんの所まで持っていきました。

親父さんはそれを近所の人に渡し

親「すいませんでした。」

と頭を下げていました

僕たちは帰りの車で親父さんに話を聞きました

その石は震災が起きる前まである女の人が持っていたと

女の人はそれを大事に大事にしていたが震災で女の人が亡くなり幽霊となってもその石を探して歩いていると聞き僕は初めて最低なことをしたなと感じました。

僕「すいませんでした」

親「いいよ、いいよ投げたのは悪いが石を見つけてくれたのはお前だし女の人も喜んで成仏するだろう。

ってかお前ら俺を起こせ」

友「何回も起こしたけど…」

友達は怒って言いました。

親「ん?嘘だろ」

こんな感じで僕のボランティアは終わりました。

成仏してくれてるといいなーと心から思います。

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