短編2
  • 表示切替
  • 使い方

貞子

wallpaper:105

これは、私が小学4年生の時に体験した話です。

その日、私は母親と、夜にスーパーに買い物に出かけることになり、

母が支度をする間に、先に車の止めてある駐車場の方に向かっていました。

私の家の前の道路は、片側二車線になっており、

それほど歩道も暗くなく、私は少し浮かれた気分で向かっていました。

しかし、向かう途中で、早く家を出過ぎたかもしれないと思い、

引き返すことにしました。

家の前まで来ると、あれ⁉︎

なんだか家の前の様子がおかしいことに気がつきました。

それは、

家の前の空気が暗く淀んでいるように見え、

そのど真ん中に、白装束を着た女性が、

足のつま先まである髪を前に垂らし、

こちらを向いて立っていました。

その髪は、綺麗にまとまっておらず、

バサバサに乱れて垂れて、

顔を隠していました。

私は、それを見て凍りつきました。

顔は見えていないものの、その女性の

憎い

羨ましい

殺意

などの怨念のようなものが直に伝わってきて、

あぁ、もうここで殺されると、

私は悟りました…。

しかし、その後直ぐに、

逃げなくては‼︎と瞬時に思い、

車の方へ無我夢中で逃げました。

幸い、その女性は追ってきておらず、そこで母が来るのを待っていました。

その後、私は、霊感が強い叔父にその話をすると、

私の住んでいる土地(家の周辺)は、もともと城下町だったこともあり、

昔に、丸い石で作ったお墓、また、お地蔵さんのようなものが、埋まっていることがあり、その一つを見たんだと言われました。

事実、私の家の前には、私が生まれる前に、

雪だるまの形をした石が転がっており、

家の前の道路では、かなりの頻度で交通事故があったらしく、

祖父と祖母がその石を、お寺に持って行き供養してもらった所、

ぴたりと交通事故は治まったそうです。

しかし、叔父から聞く話によると、まだそのようなものは、現在もうまっているそうです。

皆さんの周りにも埋まっているかもしれないですよ。

コメントよろしくお願いします。

Normal
閲覧数コメント怖い
44300
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ