短編2
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祖父

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えっと、怖い話っていうかスピリチュアル的な話になりますね

ほんとに、箸休め程度に読んでくだされば嬉しいです笑

私が小学校六年生の時、祖父は病気のせいで他界しました

ある冬の朝、いつものように姉と一緒に学校に行く途中、尾てい骨に違和感を感じながらも学校生活を送りました

先生達は、「しっぽがはえるんじゃないのー?笑」と面白半分に言うので、自分もあまり気には止めませんでした

それから家に帰り母の帰りを待っていました

この日は週末で、母と一緒に祖父母の家に泊まりに行く日でした

しかし、待てど暮らせど母は帰ってきません

姉はそわそわしていました

なんとなくふと頭によぎった最悪の結末

母が事故をしたのでは?というのではなく祖父が死んだんじゃないのか?ということでした

口から思わず漏れた言葉を姉は聞き逃しませんでした

大きな声で言いました

「そんなはずないじゃろ?!なにをいっとんよ!」

当たり前だと思った

祖父が死んだなんて誰が信じるだろう

しかも、何もわからない状況で

それからまもなくして、母ではなく義父が帰ってきました

入ってくるなり一言

「爺さんが死んだ。急いで支度しろ」

意味がよく理解できなかった

つい今しがた言ったことが本当になっていた

そのまま急いで祖父母の家へ

客間に入るとそこには紛れもなく祖父が横たわっていた

その日はそのまま泊まりました

そんな時、寝ぼけ半分で起きた私は誰かの声を聞きました

「なぁ、ばあさんや。わしゃいつになったら起きりゃええんな?このまま火葬場に言って死ぬんか?」

「何言っとん?もーとっくにしんでるでしょ」

「そうか…」

という、会話

あのあと、何も疑うことなく眠りにつきました

それから数年後

私は今でもあの時のことがよくわかりません

夢だったのか現実だったのか…

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