短編2
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一行怪談

ついさっきまでこの部屋でゲームをしていた友人の名が、昨日起きた墜落事故の被害者欄に上っているんだが。

さっぱり客が来ない、一年も来ない、やっと来たかと思ったらこのビルのオーナーが、建物取り壊し業者たちと何やら地鎮祭などの打ち合わせを始めた。

先ほどから自動ドアの前に女性が一人突っ立っているが、センサーが感知しないのでアレは客じゃない。

もう慣れてしまったが、閉館後の監視モニターを見つめていると必ず決まった時間に三輪車に乗った幼子が左から右へと通り過ぎ、そのすぐ後に画面一杯に此方を見つめ返してくる女がいる。

夜にトイレも行けないほどのビビりの俺が、まだ夜も明けきらない山奥で一人渓流釣りをしていると、突然なんの前触れもなく後ろの草むらがガサリと音を立てた。「なんだ熊かよ、脅かすな!!」

隣りの席の朝倉君が、昨夜神社の近くであり得ないものを見た!って騒いでるけど、そう言えば君は去年この村に引っ越してきたばかりだったね。

友人の家へ遊びに行った時、仏壇から黒い糸が一本生えてたんで思わず引っ張ってみると「痛だだだだだだだだだ!!」って天井裏から声がした。

子供の頃、友達と山奥に分け入って枯れ木とかで基地を作ってたんだけど、今思えば終始、僕達のそばで何も言わずに微笑んでいる神父さんがいたんだが、あれっていったい誰だったんだろう?

バレンタインデーにチョコ0個で見事に撃沈した後輩Mが、チョコを3つもゲットした俺よりもやたらとホワイトデーを気にしているんだが、こいつ自爆テロでも起こすんじゃねーかと毎日気が気でない。

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寝たはずの子供の部屋から声がするので襖を少し開けてみると、立ち上がった娘が窓の外に向かって「また明日ねー、バイバーイ」と手を振っていた。

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マミ姐様、ご安心下さい。皆んなのロビンは独身、子無し、姪っ子と愛ハムをこよなく愛するちょっぴりムッツリな3◯歳でございます…ひひ…

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DODO様、気づいてくれてベリーサンクスです。

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ふふふ、皆様、僕は明日から「おふざけ」or「下ネタ」を封印致しますのです!!

どうぞ生まれ変わった西の怪談師、ロビンミッシェルにご期待下さいませ候…ひひ…

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