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短編2
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寂しかったから。(コピペ)

すげえ怖かったのでコピペ。

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とあるレトロな2Dで動MMOで実際に俺が経験した話だ。

もうかれこれ6~7年も前になるが、初めてのMMOにかなりハマり込んだ。

とにかく家にいる時間は寝てようが起きてようがINしっぱなしだった

仕事はしていたが、ネトゲ廃人一歩手前。レベルもそこそこにあがり

ゲーム内ではそれなりの顔役として振舞っていた。

ギルドと言うチームを作り、そこのマスターとして活躍?していたんだ。

次第にメンバーも増え、ギルドが活気づいてきた頃に一人の♀キャラが入ってきた。

ちょっと痛々しい言動もあったが、まぁ普通の子だと思ってた。

親しくなるにつれ、彼女がリアルでも女性である事。鬱病にかかり、大学を休学中である事がわかった。

その後も俺は普通にプレイを続けたわけだが、彼女を見かけない事に気付いたのは数週間たってからだった。

何気なく検索してみると彼女は余り人がいない街のとある建物の中にいる事がわかった。

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ギルドチャットで「〇〇いるじゃんwww」と話し掛けたが返事がない。

特に気にせずその後もゲームを続けた。何日か立って検索してみるとまだそこにいる。

どうしても気になった俺は、彼女のキャラがいる場所まで出向いた。

放置され動かなくなったキャラがそこにいた。話し掛けても当然なしのつぶて。

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そんな事がさらに一週間くらい続き、俺は一つの疑問を抱いた。

そのゲームは週に一度メンテナンスがあり、すべてのユーザーはメンテ時には強制的にログアウトさせられる。

が、彼女は相変わらずその場所に必ずいた。

と言う事は、メンテ明けに必ずINしなければならないと言う事だ

ちょっと君が悪くなった俺は、丁度メンテと仕事の休みが重なった事もあり。

メンテ前に彼女の元へ行き、メンテ明けとほぼ同時にINしてみる事にした。

放置してる理由が知りたかったのもあるが、いい加減不気味すぎるからな。

で、メンテが明けるとほぼ同時にINした。彼女はすでにそこにいた。

さすがにこのタイミングならいるだろうと思い

「おーい?いるー?」と話し掛けた。

が、返事がない。なんだこいつ?意味わかんねーなんて思いながら彼女とコンタクトを取る事に諦めて

その建物を出ようとしたその時だ。

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「ちゃ」

彼女がそう言った。「なんだいるんじゃーん?wっつかなんでいつも放置なの?」

そう聞くと彼女はこう言った。

「一人で天国に行くのはさみしかったから^^」

そう言われた瞬間全身に鳥肌が立ち、チャットログが超高速で「一緒死の^^」で埋め尽くされた。

慌ててログアウトし、友人に頼み見守ってもらいながらネカフェでINしてみたが彼女はいなくなっていた。

それ以来彼女の姿は見ていない。

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お疲れ様でした。

Concrete
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