こんばんは。祀離です。
今回はコピペでは無く、ゲシュタルト崩壊同様に実話です。
私が中3の頃通っていた塾のエレベーターの話です。
ビルは7階建てで、エレベーターと2階へ続く階段のある1階と、2階の教室、3階から7階までは事務所になってました。
そのエレベーターで、ある先生が妙な体験を何度かしたそうです。
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その日先生は、夜遅くまで仕事をして、結局ビルの中で一番最後に帰るハメになったそうです。
やっと帰れる、と思いつつ、5階からエレベーターに乗り、当然1階を押しました。
しかし、エレベーターは上へ登って行き、やがて最上階の7階に止まりました。
もちろんフロアには誰もいませんし、オフィスの鍵も閉まっていて、人の気配はありません。
その後、何事もなかったかの様に帰れたのですが……。
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ちなみに、その先生は「何度かあって珍しくない」と言ってましたが、他の先生はそんな経験無いとか。
その先生、いつか連れて行かれてしまうのかと思うと怖くて、時々
「先生連れて行かれないで下さいね!!」
とかなり本気で私が言うと、決まって先生は、
「いや、向こうも連れて行けないから。むしろ俺が連れてくるから」
……先生、むしろ何連れてくる気ですか。
作者祀離