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夜勤の仕事帰りで 遅くなった 男性会社員が 自宅のマンションのエレベーターに乗った
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時刻は夜中の2時を回っていた 家は 8階にあり エレベーターで8階まで昇った
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8階に着いてエレベーターのドアが開くと 目の前にすごい綺麗な女性が座っていた
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その女性はなぜか 正座をしてエレベーターの前に座っていた
奇妙な光景にただただ 驚くばかりで こんな夜中に しかもこのマンションでは みかけたことのない女性が
目の前で
正座をして座っていたのだ そしてその女性にひとつだけ 違和感があった 首が少しだけ長いのだ
テレビで観た 首長族みたいな 長さだった その女性は 笑顔だったが 機械のように微動だにせず
気味が悪かったが 関わりあうと なにかとてつもなく不幸な目にあいそうな気がしたので
会社員の男性はその女性に軽く会釈をして その場を立ち去ろうとした
しかし その瞬間その首の長い 女性は すっと立ち ブルブル震え始めた
shake
すると にょきにょき 首が伸び始めた 首が天井まで届きそうなぐらい伸び
その女性は真っ赤な舌を出し 会社員を舐めまわし始めた
会社員はそのまま気絶した
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気絶から目が覚めると その女性は いなくなっていた
そして 会社員はそのマンションをすぐに引っ越した
作者ダダ